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千葉県立中央博物館/企画展「キノコワンダーランド」第2期

2017年9月18日(月) 千葉県立中央博物館で開催中の「きのこワンダーランド」展、第1期は夏休みの子供向けの内容が主であったが、大幅に展示変えして一昨日より大人向けの第2期が始まったので早速行ってきました。12時から14時までたっぷり2時間、じっくり見学。最大の目玉は、分類学の父カール・Img071フォン・リンネ著「自然の体系」の初版本(1735年刊)の公開ですが、他にも、18、19世紀の西洋の手書きのきのこ図鑑類、即ち「フランス植物誌」(1780年出版)、「ポーレットの菌類図譜」(1855年復刻版、初版は1793-1835年)、「イタリア産普通種食用キノコ、および間違えやすい毒キノコ図譜」(1835年出版)、「フランスとその周辺国の食用キノコと毒キノコの図鑑」(1888年出版)、「モンリュソン地方の大型菌類図譜」(1869-1871出版)、「バイエルン・パラティネート・レーゲンスブルク地方の菌類原色彩色図譜」(1800年出版)と、江戸時代の「本草図譜」(1921年復刻版、初版は1844年)など稀覯本が惜しげもなく展示されており、実に見ごたえがありました。また、南方熊楠の肉筆画であるきのこ図ノートは、スケッチ&英文注釈ともに常人には及びもつかぬほど緻密であり、一見の価値があります。面白かったのは、1991年ヨーロッパアルプスの氷河で見つかった約5300年前の男性ミイラ、アイスマンの所持品の中に2種類のきのこがあった事実で、1つは火を熾すための火口に使うツリガネタケ、もう1つは薬としてのカンバタケとのこと。現代人より遥かに広く深いきのこに関する知見を持っていたようです。今日は初心に帰り、とても勉強になりました。
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