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双橋溝

2018年7月11日(水) 寝苦しい夜明ける、五時半起床。MWを沸かしてコーヒーを飲み目を覚ます。今朝は雨、しかもざんざ降り。七時から1階の食堂で朝食。お粥くらいしか食べるものがない。豆乳を啜る。P71103508:00出発、今日は四姑娘山域に食い込む三つの峡谷、海子溝、長坪溝、双橋溝のうち、最も西側に位置し、最も長く、しかも最奥まで車道が通じるなど観光開発が進んでいる双橋溝の観光。ホテルの裏口から歩くこと5分、双橋溝入口チケットセンター着。姜さんが全員のパスポートを提示して切符を購入する。旺季(ピークシーズン:4月1日~11月30日)の入山料(門票)は1人80元、バス代(観光車票)は1人70元、合計150元(2,700円)也。そこから専用のグリーンバスにのって35㎞先、最奥の紅杉林へ向かう。我々以外外国人観光客はいない。西洋人の姿も一昨日から全くP7110351見かけない。バスは満席にならないと発車しないということで、中国人観光客がやって来るまで大分待たされる。8:30やっと出発、激流の左岸沿いの道路をぐんぐん上っていく。道路は2車線の舗装路、チベット族の集落が点在し、時々ヤクや牛や豚の群れが道路を塞いだり、横切ったりする。付近に畑は見当たらないので牧畜が生業か。副業として生薬(漢方薬)の原材料や茸(冬虫夏草含む)や木の実を採集して現金を稼ぐほぼ自給自足の生活らしい。このあたりの川に生息する魚類は一種類、大きくても25㎝までの高山鯉の一種で、鱗が小さく硬いとのこと(姜さんの話)。雨P7110375がざんざ降りなのに民家の洗濯物が外干し、雨に当てて洗浄しているのか、まさか。途中、レストランで働く従業員女性が数人下車、上に行くにしたがって谷が広がり、高層湿原や小さな湖が点在する。針葉樹が多くなり枝に下がり風に揺れるサルオガセが目立つ。崖崩れの恐れもなくなり一安心。9:20紅い服の車掌が終点の紅杉林に到着したとアナウンス、雨は小止み。道路終点の広い駐車場には、右側に乾物(生薬原料、きのこ、木の実)を売る露店が軒を連ね、公衆トイレやビジターセンターが建つ。四川紅杉とは枝垂れカラマツのことで樹皮の裂け目がP7110400やや紅く、標高3840mのその辺り一帯に純林が広がる。紅杉林の中には、遊歩桟道が敷設されており周回できる。途中、氷河展望台があって玉免峰や牛心山(4942m)、阿比山(5592m)など周囲の5000m峰にかかる氷河が望める場所だが、今日はガスっていて山は見えない。9:45再びグリーンバスに乗ってUターン。復路は景勝地の停留所で下車して写真を撮ったり、散策したり。9:55布達拉(ポタラ)峰バス停(標高3700m)下車、そこからチベットの拉薩のポタラ宮殿を思わせる聖山が見えるらしいが今日は雲の中。バス停付近に並ぶ露店のひとつで焼き松茸を食べる。1串3~5個で5元、正体はキシメジか、シャキシャキと歯触りは良いP7110409がマツタケの香りがない。タルチョはためく仏塔を巡る桟道をひと回りしてバスに乗る。10:30四姑娜措バス停(3580m)下車。そこにも露店が軒を連ねる。雪山小菌、姫松茸、青崗木耳(キクラゲ)、牛肝菌(ヤマドリタケの仲間)、羊肝菌(トガリアミガサタケ)、猿頭茸(ヤマブシタケ?)など乾燥きのこの種類が多く、写真も撮り放題、楽しい。大正池のような雰囲気で、水没林が湖中に幾本も立つ。次は潜魚壩(は)バス停(標高3530m)下車、河が流れ、ヤクや牛が放牧されている高層湿原の中に設けられた桟道1.8㎞を1時間かけP7110464_2て散策しフラワーウォッチング。入口にラフティングボート乗り場とトイレがある。花はサクラソウ、キンポウゲ、ウスユキソウの仲間が多いが、木道から湿原への立ち入りは原則禁止、思うように撮影はできない。出入口近くの樹林帯には倒木が多く、エノキタケ、クヌギタケ属、ナラタケ、ヒトヨタケ、ホウライタケ属など見つける。12:10降珠措バス停(標高3500m)、12:35人参果坪バス停(標高3400m)は写真タイムだけ、13:00双橋溝入口のチケットセンターに戻る。昼食をとるため、宿泊先ホテルと道向かいにあるチベット料理店へ歩いて向かう。(続く)

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