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世界遺産「ブハラの歴史地区」(2)

2018年8月24日(金) 12:30-13:40レストラン・ドロンで昼食。前菜(サラダ:トマト、ナス、ニンジP8240432ンの和え物)、米と豆とニンジン入りスープ(マスタヴァ)、ジャガイモ餡入りパイ(サムサ)、焼きうどん(ラグマン)、クッキーの5皿を食べ、ブハラの地ビールGuter Freudの生を飲む。ガイドブック「地球の歩き方」にも載っている有名レストランで、凝った料理であるけれど、サムサ以外は味が今一。店内に現地ガイドのドストンさんのお父さん、アリシェール・ナジロフ氏が焼いた陶器の大皿がうやうやしく飾ってある。氏はウズベキスタンでも指折りの匠(たくみ)で、フェルガナ盆地南端の町リシタンで陶器工房を開いており、日本語学校も併設しているとのこと、「地球の歩き方」に載っている。食後の手始めは刃物P8240443工房見学、切れ味抜群のコウノトリの鋏がブハラ一番の土産品らしい。各コンクールで数々の受賞歴があるサイフッロー・イクラモフ氏の工房兼直営店に立ち寄る。ご本人が居て製作の実演をしてくれる。コウノトリの鋏は1本20米ドルないしは25$、購入者の名前をその場で鋏に刻印してくれる。誰かのお土産で確か仙台の自宅に在る様な気がしたので買わず終い、仲間の何人かは購入したようである。次はアブドゥールアジス・ハン・メドレセに入場、17世紀の建立で、装飾にはインドやオスマントルコの影響がみられる。内装は創建当初のP8240451ままで一度も修復されていないが、今でも豊かな色彩が残っている。それも青一色ではなく、黄、緑、茶色など。広場を挟んで向かい側には、ウルグベクが建てた中央アジア最古の神学校、ウルグベク・メドレセ(1418年創設)が建つ。外観のみで中には入らず。そろそろ霊廟とモスクとメドレセの見学に飽きてくる。やや食傷気味、まずアーチ門を持つ建物の外観が五十歩百歩で皆似ている。又、入場しても何があるわけでもなく、せいぜいが霊廟なら石棺、モスクならミフラーブ、メドレセなら中庭くらい。外も内も見どころは平面的なアラベスク紋様の装飾ばかりで、幾何学模様の氾濫に眼P8240448が眩み、違いを理解しようとすると脳が疲れてしまう。熱心に説明してくれるドストンさんには申し訳ない。また、技術の粋を尽くし意匠を凝らして建造したであろう建築家にも相済まないけれど・・、どうも今になって午前中の徘徊の疲れが出たものらしい。交差点バザールのタキでフリータイム(14:35-15:00)。タキとは大通りの交差点を丸屋根で覆ったバザールで、三か所あるタキのうち、帽子市場のタキ・テルパクフルシャンを見学する。我々が通りかかると、民族楽器屋の主人が日本の曲を掻き鳴らしてくれる。帽子だけでなく、衣料品や雑貨、絨毯を扱う店も。もはや買いたいものもなく疲れましたP8240460_2、休みたい。それからブハラの中心にある池、ラビハウズに移動し、ロバに跨ったイスラム神学者のフッジャ・ナスラッディン像を眺め、ナディール・ディヴァンベギ・メドレセのアーチ門を見学する。1622年、大臣であったナディール・ディヴァンベギが建てた神学校であるが、アーチ上部に人の顔が太陽の真ん中に描かれ、更に太陽に向かって飛翔する2羽の鳳凰が描かれている。サマルカンドのシェルドル・メドレセと同じで、イスラムの教義も御法度も権力者の前には膝を屈したものらしい。今宵はそのメドレセの中で民族舞踏ショーを観ながら夕食を食べることになっているので今は素通りし、池畔に建ち並ぶチャイハナ(喫茶店)の一軒に入りティーブレーク(15:45-16:00)。砂糖P8240468菓子を齧り温かいお茶を飲む。16:05バスに戻りホテルへ。16:15から18時半のロビー再集合まで各自ホテルの部屋で大休止。5,000スム(80円)の枕銭が効いたのか、部屋は綺麗に片付けられているが、今日はインスタントコーヒーもティーバッグもMWのサービスもなくなる。初日だけとは何とも世知辛い。MWを沸かしてコーヒーを飲みながら今日の復習。再びバスでナディール・ディヴァンベギ・メドレセへ行き、中庭で繰り広げられる民族ショーを鑑賞しながらの夕食(19:00-20:00)。日本人も外国人の団体もそれぞれが指定された席に座り、踊りとファッションP8240477ショーと食事を楽しむ。踊りはやはり胡旋舞が主体で、民族衣装のファッションショーの方は地元洋裁学校の学生が自作の衣装を次々に披露してくれる。つまり、学生モデルだが、皆スタイルが良く小顔の八頭身美人、独特のカスリ模様のスザニを粋に着こなしている。食事は、サラダ4種類(ビーツ、タマネギ、トマトとキュウリ)、サムサ、ナン、牛肉と人参とトマトとジャガイモが入った壺焼き、それにフルーツ(スイカとメロン)が付く。中ジョッキ(500ミリリットル)の生ビールを飲む。多分ブハラの地ビールGuter Freud。20:30ホテルに戻り、長い一日が漸く終わる。(続く)

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