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ブハラからヒヴァへ(移動日)

2018年8月25日(土) 6:00起床。MWを沸かして日本茶を飲みながらSCのパッキング。今日はブハラからヒヴァまで450㎞のロングドライブ、6~7時間はかかるらしい。髭を剃り顔にも腕にも日焼け止めクリームを塗る。今日もシャツは半袖。7時ドアの外へSCを出しP8250499てから食堂へ。目玉焼き、クッキー2枚、ソーセージ、スイカとメロンを食べ、アップルジュースとコーヒーを飲む。既にお腹を壊した人が2、3名居る様子で、念のため歯磨きはMWで仕上げすすぎ。TVのユーロニュースで、ドイツが今夏の熱波による農作物被害を受けた耕作者に34億ユーロ(4400億円)の援助を行う事を知る。どこもかしこも異常気象である。時間があるのでホテルの館内案内ファイルを眺めていたら、中に部屋の備品と単価の一覧表があり、利用客がそれらを毀損した場合、弁済してもらう旨が明示してある。中国人の旅行客じゃあるまいし、ウズベキスタンは気象条件P8250501同様ドライでシビア。8:30バスに乗りヒヴァへ向け出発。街中の公園や歩道には蛍光オレンジのジャケットを着た女性たちが繰り出し清掃に従事している。ブハラは世界遺産を売り物にした観光産業がメインの町だけに美化には力を入れている。ドストンさんによると今日からは撮影料がかからないとのこと。道の両側に見渡す限り緑の綿花畑が広がり、時々灌漑用の溜池も見える。ウズベキスタンの綿花生産量は年産約100万トン、世界第6位、その70から80%が輸出される。綿花畑の他にはヒマワリ、トウモロコシ、カボチャの畑が認められる。牛が首を伸ばして木の葉を食べている。幹がP8250502白く葉裏が銀色の樹木が目立つがポプラの仲間であろう。ここも道路には中央線がなく凹凸が激しい、メモが取りにくい。砂塵が舞い上がり埃っぽいのでマスク装着。景色はやがて綿花畑から低灌木が疎らに生えるだけの砂漠地帯に変わる。バスは西へ。まさしく見渡す限りの不毛地帯、こんなところにもスズメ大の、砂色に同化した地味な小鳥がいる。上空には鷹の姿も。青空トイレを覚悟した人もいたようだけれど、漸く砂漠のど真ん中にぽつんと一軒だけ建つチャイハナ(食堂)に到着しトイレ休憩(10:30-10-45)。食堂の裏手に別棟でトイレが建ち、そこへ通じる関所で女将に各P8250504人が1000スム(16円)支払う。男女の別のない2個室だけなので、女性優先とし、男性は奥の畑で青空トイレ、やれやれ。店の看板にコイの絵が描かれているので魚料理も出すらしい。こんな砂漠の中でと思うが、灌漑用の溜池かダム湖で養殖しているものと考えられる。再びバスに乗り西へ。次第にカラクム砂漠(キジルクム砂漠?)へ近づく。『砂漠と云っても色々な植物が生えており、中にはウイキョウ(フェンネル)など薬用植物も多い。最近では中国やロシアの製薬会社が進出して来て、砂漠で薬用植物を栽培している。また、飛砂防止のため、政府がヘリコプターで定期的にラクダが好む草のサクP8250518サウール(ラクダ草)の種を蒔いている。夏は50℃、冬は-20℃の厳しい環境だが、タヌキ、イノシシ、ヘビなどが棲息している』と、ドストン氏の説明。道路はいつの間にか広い中央分離帯がある2車線に変わり、バスは飛ばしに飛ばす。対向車は偶に来る位、ウズベキスタンの西部は人口も希薄でインフラ投資のコスパは甚だよろしくない。砂漠の中の単調なドライブが続き、11:35大型観光バスが屯しているチャイハナに着いて昼食(~12:45)。牛肉とジャガイモとニンジン入りスープ、ナン、串焼き牛肉(シャシリク)を食べ、タシケントのビール、リジュスコーイエの中瓶を飲む。透明瓶P8250519に入っているのに日光臭は殆ど感じない。水素添加したホップエキスを使っているのかも。緑陰の、日除けタープの下の食卓は、風が通り抜け涼しい。この店はシャシリクが名物らしく、焼き方の男性従業員は忙しいそう、美味しい訳である、何と炭火焼き!。今日になって腹痛や下痢を抱えている人が4、5名出来し、何も食べないし、食べられない様子、全く気の毒。12:45再出発、満腹にビールの酔いも手伝い気持ち良く居眠り。14:15-14:30、レストランのトイレを借用し休憩、有料1000スム。男女別で、男性用に小便器はなく、洋式1、トルコ式4の個室、これまで一番清潔なトイレだが、使用済みペーパーはやはり流せない。出P8250529発。雨が全く降らないカンカン照りの広い広い砂漠があっても、太陽光発電基地や風力発電基地を全く見かけない。『ウズベキスタンの電力生産比率は火力>水力>>太陽光の順で、原発はなし。発電所は電力需要の多い東部に偏っており、ロシア、中国、韓国、トルコの会社が発電事業に進出している。走っている車はゼネラルモーターズ(GM)のシボレーが断トツ、日本車は殆ど見かけない。関税100%の為、日本で400万円のランクルがここでは800万円もする。GMはアンディシャン州アサカにGMウズベキスタンと云う現地生産工場があり、P82505332008年からシボレーブランド車を生産している。シボレーの最安車は6000~7000ドル(66~77万円)。観光客はロシア人>欧米人>日本人の順、中国人や韓国人は仕事では来るが観光には来ない』、以上もドストン氏の話。15:20大河アムダリア川を渡る。天山山脈の雪解け水であるが水量は今一。再び綿花畑、トウモロコシ畑が現れ、運河で釣りをしている太公望の姿も。15:35街路灯が立ち並ぶ州都ウルゲンチの街に入る。近代的ビルが建ち並ぶ大きな町で6車線幅の立派な道路が街を貫く。ロバに引かせた荷車も走る。辺りはメロンの大産地とのこと。16:00漸くヒヴァに到着、休む間もなくイチャンカラ(内城)観光へ。(続く)

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