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キエフ市内観光(1)

2018年9月28日(金) 12:10キエフ国際空港に到着。入国審査と税関を抜けると現地ガイドのニーラさん(60歳くらいの女性)が出迎えてくれる。早速、空港ビル内両替所で20ドルを両替し、500グリブナ(UAH)を受け取る。1グリブナ約5円也、10年前のガイドブックには1UAHが20円とあるので、ウクライナ通貨の価値は大分下落している。13:00迎えのバスに乗り込む。バスは大型、最前列を除き一人が2席を占有し楽々、早速500ミリリットルP9280025入りミネラルウォーター(MW)のサービスがある。外は21℃、薄曇りで涼しく観光日和。沿道の樹木はアカマツ、シラカバ、ボダイジュ、ポプラ、マロニエなど、広葉樹の紅葉・黄葉が始まりつつある。きのこの出そうなアカマツ林、シラカバ林が至る所にある。キエフは人口300万人(周辺含めると400万人)の大都会、高層ビルが林立し、建設中のものも数多い。ガソリン価格は30グリブナ(150円)前後なので日本と同程度、物価水準からすると非常に高い。ドニエプル川を渡って中心街へ。13:30ドニエプル河畔の公園に建つ「キエフの町を創った三兄弟の像」に立ち寄り写真タイム。舳先に女神像が立つ船に、槍や弓を持ったポリャーニン族のキィ、シチェク、ホレフの三兄弟が立つ。舳先の女神像は妹のリーP9280037ビジかもしれない。キエフは「キィの町」という意味で5世紀後半に創られ、1500年余りの歴史を持つ東スラヴ随一の古都である。公園を取り囲むボダイジュの林に入ってみたが、大地は乾いておりきのこの姿は見当たらない。吹く風は完全に秋のもの。公園を見下ろす丘の上には、第二次世界大戦関連の資料を展示している大祖国戦争歴史博物館が建ち、1981年に当時の共産党書記長ブレジネフが建てた高さ108mの巨大な「祖国の母」像が立っている。バスの車窓から、世界で一番深い地下鉄駅・アルセリーナ駅(駅前広場に大砲のモニュメントあり)、中国大使館、マリア公園、国会議事堂などを眺めながらホテルへ。14:10今宵の宿、ホテル・ウクライナ到着、街の中P9280043心の独立広場に面した16階建ての四つ星ホテルで立地は申し分ない。さすがウクライナ、フロントの女性が美人!。1時間余部屋で寛ぐことになり、426号室に入る。15:15ロビーに再集合しバスでキエフ市内観光へ。先ずは聖ミハイルの黄金ドーム修道院、ミハイル広場の傍でバスを降り、広場を取り囲むインターコンチネンタルホテルと外務省を左手に眺めながら入口の鐘楼をくぐって修道院境内に入る。聖ミハエル教会の青く塗られた壁面、天を貫くようないくつもの黄金ドームの形相が美しい。通称は青い教会、創建は11世紀とのことであるが、宗教弾圧の一環で1936年にすべて取り壊され、ウクライナ独立後の1997年から2000年にかP9280065_2けて再建された。聖ミハイル教会に入り、黄金で荘厳されたきらびやかなイコノスタシスを見学。修道院の入口を出て、左側壁面に掲げられている「天国の100人」の写真パネル(2014年2月、親ロシアの前ヤヌコビッチ政権に対するデモ隊と治安部隊との衝突で100人余の市民が死亡、このマイダン革命により政権は覆り、犠牲者は天国の100人と呼ばれ英雄視されている)と、広場に建つオリガ公妃(ウラジミール聖公の祖母、キリスト教に改宗し聖人となった)の像を見る。そしてアンドレイ坂へ歩いて、辻から丘の上に建つ緑色のアンドレイ教会(1749年~建設)を眺め、そこで20分のフリータイム。石畳のアンドレイ坂の両側には土産物屋が軒を連ね、民族衣装、スカーフ、木彫りの小箱、マトリョーシカ、マグネット、ピンバッジなど同じような品物を並べている。買い物もないので、階段上のウクライナ歴史博物館の庭を散歩。そこからソフィア広場へ向かう途中、アラベスク調の木彫ドアが立派なウズベキスタン大使館前を通る。ウズベキスタンは先月、訪ねたばかりなので親近感がある。ソフィア広場中央に建つウクライナ・コサックの指導者、ホフダン・フメリニッキー騎馬像を横目に眺めながら、P9280083入口の鐘楼をくぐり、現存するキエフ最古の教会、1037年建立のソフィア大聖堂(世界遺産)の境内に入る。残念ながら聖堂内部は撮影禁止、中央祭壇の「オラント(祈り)」と呼ばれる様式の両手を広げた聖母マリアのモザイクが最大の見どころ、壁や柱はフレスコ画で埋め尽くされ、一部11世紀からのオリジナルが残っている。内部は足場を組み修復中であったが、螺旋階段を伝って二階回廊に上がりオラントに正対する。そして北側の一室でヤロスラフ賢公と妃イリーナの巨大な石棺を見て退場、境内地階の広くて大きい無料トイレを借用してからバスに戻る。腰が痛くなり脚はがくがく力が入らない。ソフィア広場からちょっとだけバスに乗り、黄金の門の前で下車して写P9280091真タイム。11世紀前半に築かれたキエフ市街を取り囲む城壁の正門だったところで、当時は門の上に建てられた教会の金箔のドームが燦然と輝いていたらしい。現在の門は1982年の再建。バスに戻り、国立オペラ・バレエ劇場、国立キエフ大学前を通って夕食会場へ。18:00レストラン・ベルヴァック到着、「地球の歩き方・ロシア」にも掲載されている有名レストランで、19世紀の町の雰囲気をテーマにし、内部はアンティーク家具などで飾られている。サラダとチキンキエフ(キエフ風カツレツ)とエクレアを食べる。味は今一。ビールは生しかないというので頼まず。19:30疲れ切ってホテルに到着。(続く)

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コメント

ソフィア大聖堂、外観も素晴らしいですね。
今『キリスト教の歴史3東方正教会・東方諸教会』を読み始めたところですが、難しくて全部読み終えるか?ですが、興味が湧き、ここに行かれないのが残念に思いました。
オラントの聖母マリアのモザイク素敵だったでしょうね。
キエフの街中を想像しています。

投稿: tona | 2018年10月12日 (金) 08:55

tonaさま
おはようございます。私は、聖書を通読したこともなく、キリスト教の宗派にも分派にも聖人にも詳しくありませんので、欧州旅行の際の教会見学の連続にはいつも退屈するばかり、熱心に案内してくれる方には申し訳ないのですが。また、建築にも余り関心がないので、ぼんやりと眺めてくるだけです。tonaさんのようにきちんと勉強してから行けば、随分入って来る情報量が違うのでしょうが・・、勿体ないことです。ただ、両手を広げた聖母マリア像を見るのは初めてでした。ありがとうございます。

投稿: shikamasonjin | 2018年10月12日 (金) 10:31

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