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キエフ市内観光(3) ペチュールスカ大修道院

2018年10月2日(火) 10:25立派な駅舎のリヴュウ駅到着、スーツケース(SC)をポーターに預ける。外気温14℃。底冷えする中、ホームに入ってからも大分待たされる。隣のホームに停車している列車からPa020763_2もくもくと排気ガスが出てきてアーケード式ホームに匂いが籠もり息苦しい。SLでもなさそうだし、今時まさか石炭暖房車?。ホームは低く線路から30㎝ほどの高さしかないが、線路の上はたばこの吸い殻だらけ、清掃係の叔母さんは居るものの、ホーム上のゴミや吸い殻を箒で線路上に掃き出すだけ。キエフ行きの列車が入ってきて、ホームで現地ガイドのタロスさんと別れ11:28乗車、2号室に座る。コンパートメントの下段ベッドに6人掛けなので非常に狭い。また、各客室の頭上の上段ベッドに23個全部のSCを上げる約束だったが、他の乗客も乗り込んできて狭い通路は大混Pa020777雑、ポーターは大苦戦と大混乱、結局、発車のベルも鳴らずに列車が動き出したため、廊下に10個の荷物を放り出したままポーターは大慌てに列車から飛び降りる。やれやれ、積み残しがなかったから良いようなものの、とんでもない旅である。列車は途中、全く駅に停車することなくキエフへ直行、それでも6時間近くかかる。仕方がないので同室の皆さんに得意のきのこ談義を披露して旅愁を慰める。面白いということで客室の梯子まで行う出血大サービス。今回はメンバー23名全員がひとり参加だが、自分は観光ではいつも最後尾を歩いて写真を撮り、バス車内ではしきりとメモばかり取っていたので誰もが話しかけ難く、いつのまにか奇人・変人と思われていたらしい。中で口の悪い御仁は変態とまで言っていたらしいけれど・・、列車内の講義ですっかり見直されて面目一新、呼びかけも「先生」とか「博士」とか「仙人」とか尊称?に変わる。そうこうして退屈を紛らしているうち、17:15漸くキエフ駅到着。SCは再び2$づつ払ってポーターに運び出してもらう。駅構内で、音もなく忍び寄る若い2人組女性に、リュックや肩掛けバッグのチャックを開けられたメンバーも居たが、貴重品にPa030795まで手が伸びる前に気が付いて事なきを得る。ジプシーによるスリ被害が多いとのことで油断できない。17:40キエフ・ガイドのニーラさんと再会し、バスに乗り込む。最後の観光は世界遺産の「ペチェルスカヤ大修道院」、正門に着いたのは18:15、大分薄暗くなる。修道院の歴史は1051年、ギリシアの修道僧2人がドニエプル河岸の洞窟で修道生活を営んだことに始まる。境内は広く、上の修道院と呼ばれる北側には、ウスペンスキー大聖堂を取り囲むように聖三位一体教会、大鐘楼、ウクライナ歴史文化財博物館、トラペズナ教会が建つ。この他にPa030807修道士たちの地下墓地がある南側の下の修道院と呼ばれる区域もある。とても30分や1時間では見学しきれない。結局、ミサの最中のトラペズナ教会にだけ入場し、蒔絵を施したオリエンタル風の柱や内部の壁面を覆う20世紀初頭に描かれた見事なフレスコ画をさっと鑑賞しただけで退場、トラペズナ教会の出口階段を下りると展望テラスに出る。テラスから暮れなずむドニエプル川と新市街の高層ビル群を一望する。最後の最後に、境内の清潔な無料トイレを拝借してすべての観光が終了、19:00バスに戻りキエフ国際空港へ向かう。(続く)

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