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グダンスク市内観光

2018年10月22日(月) 4:15トイレに起きそのまま起床。ガス入りMWを沸かしてコーヒーを淹れたが美味しくない。TVは18チャンネルがCNN、サウジアラビアの反政府Pa220033記者カショギ氏がイスタンブールのサウジ総領事館内で殺害された事件がトップニュース。6:30朝食を摂るため食堂に下りる。フランス系ホテルだけあってレストランがお洒落、コーヒーマシーンやジュースマシーン、ケチャップマシーンが垢抜けている。トースト、茹で卵、焼きトマト、ソーセージ、フルーツ(ブドウ、メロン、プルーン、グレープフルーツ)とヨーグルトを食べ、リンゴジュースとコーヒーを飲む。味はまずまず。エレベーターはカードキーを差し込んで自分の階のボタンを押さないと動かないし、他の階では下りられない。セキュリティーもしっかりしている。7:30漸く明るくなり、部屋の窓から大きな教会が近くに見える。8:00出発、曇り、風があって外は結構Pa220046寒い。グダンスク(Gdansk)はバルト海沿岸の港湾都市で人口46万人、ポーランドで最も美しい街のひとつ。1000年以上の歴史を誇り、14世紀にはハンザ同盟都市として繁栄を謳歌した。まずオリーヴァ(オリフスキ)公園へ。バスは指定席で一人参加者は2席占有と優遇されている。車内は冷え冷え、葉が散ってしまった裸木もあり寒々。街路樹はセイヨウシナノキ(セイヨウボダイジュ)が断然多い。バスはトラム通りを進んで行く。ちょうど出勤時間帯なので車が多い。グダンスク・オペラ座(Baltic Opera)、アカデミツキ公園、昔の貴族屋敷群、貧しい労働者のレンガ造り低層住宅群、最新ショッピングモール(Galeria Baltycka)、グダニスク大学、グダンスク市内唯一Pa220083のモスク、ワレサ元大統領の居宅(54番地)など、右に左にマルティナさんの説明があるけれど展開が早過ぎてついていけない。ワレサ氏の長男は、昨日投開票のグダンスク市長選に出馬したが落選したとのこと。8:30オリーヴァ公園駐車場着、オリーヴァ大聖堂の左手から園内に入る。マルティナさんの案内で園内をぐるぐる、元宮殿と云う黄色の壁の建物は民族博物館。園内の樹木はカエデ、セイヨウボダイジュ、ナラ、マロニエなど、今夏は異常に暑かった(32℃)とのことで茶色に変色して早くも落葉している木が多く、期待の紅葉・黄葉は美しくない。水辺もあって水鳥やリスが遊び、自然度は高い。また、Pa220104キクやバラ、ダリア、ラベンダーなど花壇の手入れも行き届いている。時期が遅いとみえ、きのこは全く見つからない。1108年創建のオリーヴァ大聖堂に入る。現在見られる2本の尖塔を持つバロック様式の美しい姿に改装されたのは17世紀、最大の見どころは7876本のパイプを持つ馬蹄型オルガン、ヨーロッパでも有名なオルガンらしい。内装は白を基調にした地味なものであるが重厚な感じ、祭壇中央に聖母マリア像が飾られている。又堂内にポーランド人初のローマ法王となったヨハネ・パウロ二世像がある。それにしても、これだけの大聖堂や大公園に公衆トイレがないのが不思議、日本ならちょっとした神社仏閣にも必ず備わっているのに。Pa2201239:15バスに戻り、次はグダンスク造船所と連帯記念碑へ。9:45ポーランドの民主化運動の資料を展示している博物館・ヨーロッパ連帯センター傍の駐車場に到着、高さ42m、三本の十字架型の連帯記念碑を眺める。記念碑は、「連帯」が政府の弾圧を受けた時、それに抵抗して命を落とした労働者の慰霊碑である。グダニスク造船所(旧レーニン造船所)の看板を掲げてある正門から入場し、造船所をイメージした鉄錆び色の角張った造りのヨーロッパ連帯センターに入館し、無料のトイレを拝借する。序に内部を見学、ワレサ元大統領は同造船所の一電気技師だった由、「連帯」議長時代の写真パネルの前で記念写真を撮る。トイレの便器や洗面台までが四角張った形に意匠統一してあPa220159るところが面白い。外へ出ると一天俄かに掻き曇る。北国特有の空模様で陰鬱。10:00バスに戻り、10:20旧市街の入口「高い門」近くでバスを下車。シェークスピア劇場、ポーランド国立銀行を眺めながら「高い門」に至る。高い門は旧市街の表玄関、1588年の完成で、門の上にポーランドとドイツ騎士団とグダニスク市の3つの紋章が飾られている。そこをくぐるとレンガ造りの高い塔が現れる。14世紀に建てられた「囚人塔」で、もともとは町の防衛のために造られたものだが、その後300年に亘り囚人を閉じ込めたり拷問するために使われた。現在、内部は琥珀博物館。その先に1614年完成の「黄金の門」があり、そPa220174こをくぐると旧市街のメインストリートであるドゥーガ(Dluga:長い道)通りに入る。通りの両側には第二次大戦で大きな被害を受け、戦後修復されて美しい姿を取り戻した街並、ゴシック、ルネッサンス、バロック建築の背の高い建物が軒を連ねる。商人の住宅、4階建て住宅、スターバクス、一番細長い民家、5階建てのロシア文化センター、現在グダンスク歴史博物館として公開されている高さ78mの尖塔を持つ旧市庁舎(1379年着工、1561年完成)などを眺めながら、ネプチューンの噴水(1633年完成)があるドゥーギ広場に至る。ネプチューン像の後ろの建物はアルトゥスの館で会議場とPa220190裁判所、向かい側の4棟は王様の民家と呼ばれる中世貴族屋敷、戦前と全く同じ姿に復元された建物で、向かって左からシンプル?様式、オランダルネッサンス、イタリアルネッサンス、バロック様式、・・と、マルティナさんの説明が続く。広場を突っ切り、緑の門(1568年建造)をくぐって、グダンスク港に注ぐモトワヴァ運河にかかる緑の橋に出る。その辺りが旧港で、バルト海につながるモトワヴァ運河はハンザ同盟華やかなりし頃から19世紀まで多くの船が行きかい、かなりの賑いだったという。しかし船舶の大型化で港の重要度はグディニアなどへ移り、今は小さな観光船が行きかう程度。運河の両Pa220202側には15、16世紀頃からの倉庫群が点在しているが、右岸は再開発の真っ最中、外観は昔風の家屋に似せ、中身はホテルやマンションの新築工事が進んでいる。緑の橋から引き返し、グダニスク名産の琥珀の店が軒を連ねる運河の左岸沿いを歩く。俄かに雨が落ちてくる。コウノトリの棟飾りをつけた昔の倉庫の、巨大な木造クレーン付属の足踏み式車輪を見学し、そこから再び街中へ。琥珀店が連なるマリアッカ通りを抜け、ライオンの噴水と、王室礼拝堂(161年完成)を眺め、レンガ造りの教会としては世界最大級の聖母マリア教会(1343~1502年にかけ160年を費やして建設)に入場する。グダンスクで2番目に大切な教会とのことPa220221で、1番目は今朝一番に訪れたオリーヴァ大聖堂の由。聖母マリア教会の内部は修復工事中で、主祭壇も聖人像も仮の姿、15世紀に作られた天文時計やパイプオルガン、ハンス・メムリンク作「最後の審判」の複製画(本物はグダンスク国立美術館に寄託)、星形円天井などを見学する。天井や内壁は全て純白で清々しい。教会の前の通りは左がパン通り(Chlebnicka)、右がビール通り(Piwna)と名付けられている。それを左右に見送ってドゥーギ広場に戻り、11:45昼食レストランLATAJACY HOLENDER着、マルティナさんにお礼を言って店の前で別れる。12:00-13:10昼食、魚スープとピエロギ(水餃子の一種、餡はジャガイモ他)の2皿、ジヴィエツ(ZYWIEC)の生小を飲む。13:15バスに戻り、マルボルク城へ。(続く)

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