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世界遺産「キナバル自然公園」(2)植物園

2019年5月6日(月) 富士スバルラインのような山岳道路の様相を呈する国道22号線を駆け上がり、キナバル道に左折してキナバル・パーク・エントランス到着、入園料を支払う。ゲートから進むこと間もなくの10:20、キナバル山南面の中腹に位置する海抜1560mの植物園(Mt.Kinabalu Botanical garden)駐車場に到着、その先、4.5㎞進むと登山口のTimpohon Gateへ至る。外の日差しは強烈であるものの、風があって涼しい。先ずは無料トイレへ、まずまず綺麗。Kさんの引率で物販店の並ぶ入口から植物園に入る。入口の案内板には「TAKE NOTHING BUT PHOTOGRAPHS LEAVE NOTHING BUT FOOTPRINTS」の注意書き、日本の「とって良いのは写真だけ、残して良いのは足跡だけ」と同じ、ぐっと親しみを感じる。
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か細い感じの優しいセミの声を聞きながら、はじめは上り坂、100段余の石段遊歩道を上がって行く。キナバル自然公園には5000~6000種もの植物が認められている由、植物園といってもほぼ熱帯雨林の原生林、その中に遊歩道を巡らせ、代表的な植物の前には説明板を配置しただけである。沢や谷には木橋がかかり、途中にベンチや四阿もあったけれど、いわゆる整備された植物園のイメージには程遠い。
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遊歩道を外れて樹林帯に踏み込むと、ヤマヒルに献血する羽目になると脅かされ、予め日本から持参した虫除けを肌の露出部や足回りに入念に噴霧する。34名の最後尾を進んだ為に、Kさんの解説は殆ど聞き取れなかったことが心残りだが、途中に代表的植物の写真を掲げた看板があり、その写真を撮ることで代用。それには、Agalmyla borneensis(イワタバコ科)、Plectocomia SP.(ヤシ科)、Ficus sp.(イチジク属)、Alocasia sp.(サトイモ科)、Dawsonia longifolia(60㎝にもなる背の高い苔)、Medinilla speciosa(ノボタン科メディニラ属、メディニラ・スペキオサ)、Argostemma moultonii(アカネ科)、Bauhinia sp.(マメ科)、Lithocarpus sp.(マテバシイ属)、Musa monticola(野生バナナ)、Goniothalamus roseus(バンレイシ科)、Cibotium arachnoideum(タカワラビ科)、Impatiens kinabaluensis(ツリフネソウ属)、Begonia erythrogyna(シュウカイドウ属、ベゴニアの仲間)、Rhododendron crassifolium(ツツジ属)、Nepenthes edwardsiana(ネペンテス・エドワードシアナ、ウツボカズラの一種)、Etlingera burtii(ショウガ科、ワイルド・ジンジャー)、Bulbophyllum lobbii(マメヅタラン属、バルボフィラム・ロビー)が掲示してあるが、和名のないもの、種小名の付いていないものがあり、お手上げ(太字は観察できたもの)。
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実際に自分の目でみることができたものは、順に、メディニラ・スペキオサ、ヨウシュヤマゴボウのような実はほんのり甘く食べられる。鮮黄色のワイルドジンジャーの花。世界で二番目に小さいラン、花の径2mmのPodochilus microphyllus。ユーカリの木、ユーカリオイルは虫除け。18種ある中のノボタン科の一種。森バナナ(野生バナナ)。幹が棘だらけのラタン。実が油臭いケロシンフルーツ。ネックレスオーキッドはじめ各種ラン、くすんだ白花の品種が多く野生ランは地味、8月が花の最盛期の由。沖縄でも見られるオオタニワタリ。絞め殺しの木。オオカタウロコタケなどきのこ3種類。園内を駆け足で一周し、11:30バスに戻る。次はポーリン温泉の吊り橋渡りへ。(続く)

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