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ブルネイ観光(1)

2019年5月8日(水) 5:15起床。今日は6時半出発なので慌ただしい。髭をそり日焼け止めを塗ってから、一昨日フルーツマーケットで購入したバナナを2本づつ食べて片付ける。ロビーで朝食の弁当を受けとり、バスに乗って空港へ。6:45到着。ロイヤル・ブルネイ航空カウンターにSCを預け、安全検査の手前で現地ガイドのKさんとお別れ、顔写真撮影と指紋認証の出国審査を受ける。7:30ゲートB3前へ。出発ロビーに入る前に再度手荷物の安全検査、先月21日に発生したスリランカ・テロの影響か厳重を極める。8:10 BI822便バンダルスリブガワン行きに搭乗、A-320型はビジネスクラス12席、エコノミークラス150席の全162席、39B/C席に座る。A席は空席。直ぐにスチュワーデスが紙パックのジュースを配りに来る。8:40離陸、9:05着陸。文庫本を10頁読むのがやっと、まことにあっけない。現地ガイドのRさん(英語)と日本人ガイドのUさん(通訳)の出迎えを受け45席の大型バスに乗り込む。外はカンカン照り、車内ですぐに500ミリリットルMWが1人1本配られる。昨日からラマダンが始まり、5:30~18:30の間、飲食と喫煙は禁止とのこと、U氏は阪急交通社の現地駐在員か?、横浜出身とのことで30歳位。そのまま観光に突入し、一か所目はジャメ・アスル・ハッサナル・ボルキア・モスク(別名ニューモスク)(10:00~10:30)。
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現在の第29代ハッサナル・ボルキア国王の即位25周年に合わせ1994年に建立されたモスクで、収容人数は5000人。入場見学する際に、女性は首から下がすっぽり隠れる黒いマント(チャドル?)を被らねばならず、短パン男性は腰巻を巻かねばならない。昨日のマレーシアのモスクよりずっと厳しい。
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内部は、黒い柱も灰色の床も白い階段も大理石製、聖火台のような形の噴水が五基あり、噴水は五色(赤、橙、黄、緑、青)に彩られる。写真撮影は一階のみOK。二階礼拝室は男女別に完全に分かれており、男性用は3000人収容、女性用は2000人収容、内部は冷房がガンガン効いている。絨毯の一人一人の祈りのスペースにモスクの絵柄が織り込まれ豪華。30分ほどで見学を終え、次は王宮へ。ブルネイの正式名称はブルネイ・ダルサラーム、1984年イギリスより独立。三重県とほぼ同じ面積の5,770平方キロメートルの国土に、42万人が暮らす。国民の半分以上が公務員で、民族構成はマレー系が66%、中華系が10%、その他24%。国教のイスラム教徒が79%で、仏教徒が9%、キリスト教徒が8%である。2018年の一人当たり名目GDPは32,414ドルで世界29位、石油や天然ガスの資源が豊富で、いわゆるオイルマネーで潤う豊かな国である(近年は石油価格下落で少し振るわないが、2012年の一人当たり名目GDP47,772ドルは日本を凌ぎ世界17位)。U氏の話では、個人所得税なし、大学までの教育費、医療費などは無料、高速道路、公共の博物館や駐車場も無料、ガソリンはリッター30円なので、衣食住以外に殆どお金はかからない。また、厳格なイスラム国家のため酒もタバコも厳禁、お金の使い道がないらしく修行僧の様なストイックな生活を強いられる。本当?、まあ抜け道はあるのだろうけれど。10:40王宮到着、中には立ち入れないとのことで、警備兵が立哨する正門のフェンス越しに透き見する。
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10分間であっさり終了。建物は確認できなかったが、王宮としては世界一大きく(面積?)1788室、王族は14人のみで、使用人が1000人とか。王様所有の車は7000台、自家用機とヘリコプターも所有し、自ら操縦する由。ラマダン明けの3日間だけ中に入ることが出来、男性は国王と、女性は王妃と握手できるとのこと、日本の園遊会の様な感じであろうか。三か所目はコタ・バトゥ・ヘリテージパークへ。11:10到着、第5代王の墓地公園である。駐車場から石棺がある墓地まで遊歩道を下っていく。暑い!、30℃は軽く超えている、ちょっと歩くだけで汗だく。大きな石棺が覆屋の中に安置され、周囲に陪臣墓なのか小さな石墓が林立する。わざわざ見に来るほどの場所でもないが・・。
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駐車場に戻り、傍らのインフォメーションセンターに入ってトイレを借用、副葬品を展示する小博物館も併設してあるが、見るべきものなし。この調子ではブルネイ観光といっても見所は何もなさそう、事実観光客は中国人、韓国人、日本人くらいで少ないとのこと。ラマダン期間中で街中のレストランは夜まで開かないため、昼食は郊外の住宅地にひっそりと建つ隠れ家のような中華料理店I LOTUSへ(12:00~13:10)。
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外階段を上がって4階の部屋に入り、野菜とピーナッツ炒め(ピリ辛)、魚のフライと野菜の甘酢料理、青菜の天麩羅、卵料理、鶏肉のカレー煮、チンゲンサイ炒め、フルーツ(スイカとメロン)を食べる。料理の味付けが濃くてピリ辛なので、ビールが飲みたくなるが、当然置いてない。四か所目となる本日最後の観光先はロイヤルレガリア博物館(The Royal Regalia Building)、現国王の即位25周年を記念し1992年に建設されたブルネイ王国の華麗さを紹介する歴史博物館である。13:30到着、戴冠式のパレードに使う玉座車(Royal Chariot)が展示してある一階のみ写真撮影可で、二階へ上がるには、入り口ゲートでカメラ、スマホ、ショルダーバッグなど衣服以外の身に着けているものすべてをクリアケースの中に預けなければならない。
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二階には、25周年記念祝典時のジオラマ・写真・ビデオ、国王と各国要人との会見の写真、展示ケースに収められた各国からの贈答品など仰々しい物が並べられていたが、感心するものはひとつもない。部外者には案外つまらない博物館である。14:45バスに戻り、今宵の宿エンパイアホテル&カントリークラブへ向かう。(続く)

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