« キナバル山植物園で出逢った植物 | トップページ | 世界遺産「キナバル自然公園」(4)ラフレシア園 »

世界遺産「キナバル自然公園」(3)ポーリン温泉

2019年5月6日(月) 11:30植物園を後にし、国道22号線を東へ進む。ラナウ(Ranau)の町で左折、高原野菜を作る段々畑が広がる村を通過する。一年中気温が安定しているので、白菜、キャベツ、ブロッコリー、アスパラガスなど何でも取れるらしい。12:30キナバル山の東麓に位置するポーリン温泉(Poring Hot Spring)到着、標高は600mほど、外の日差しは強烈、暑い。30℃は軽く超えている感じ。ポーリン温泉は、第二次世界大戦中に日本軍が見つけたとのこと、1980年代に温泉保養地として開発・整備が進んだらしい。もっともKさんの話では、現地の人に風呂に入る(浴槽に浸かる)習慣はなく、また自宅に温水シャワー設備も無く、もっぱら冷水シャワーで体を洗うだけらしい。入口の切符売り場手前に掲げられた料金表を見ると、入園料(施設保全協力金)は、外国人の大人が15RM(450円)、子供が10RM(300円)、地元(マレーシア国民?)の大人が3RM(90円)、子供が1RM(30円)、入湯料はデラックスが1時間20RM(600円)、スタンダードが1時間15RM(450円)。そして、売り物のキャノピーウォーク(林冠部散歩)は、外国人の大人が5RM(150円)、子供が2.5RM(75円)、地元の大人が3RM(90円)、子供が1.5RM(45円)也。更に、キャノピーウォークはカメラ持ち込み料5RM(150円)とビデオ持ち込み料30RM(900円)がかかる。他に園内にはスライドプールやラン園、熱帯園(動物園?)、蝶園もあり、それぞれ入園料が細かく定めてある。地元の人が観光に訪れる所ではなく、もっぱら外国人観光客相手の施設、園内には中国人や我々日本人団体客、ちらほらと欧米人の姿があるのみ、地元の人はスタッフとして働いている。
P5060172 P5060174_1  
以前、西表島で見たサキシマスオウノキのような板根が発達している木々を眺めながら渓谷に架かる橋を渡り、四阿風の温泉コテージが建ち並ぶ中を通り、硫化水素臭がプンプンする源泉の傍を通る。緩やかに遊歩道を上っていくと、写真撮影料を徴収するゲート小屋がある。そこから先は本格的な山道、急坂を登っていくと樹齢百年以上というラワンの大樹が現れる。13:05ようやく標高差60mを登り切って吊り橋に出る。
P5060177_1 P5060192
谷を挟む大木と大木の間にワイヤを張り渡し、足場に一枚、板を渡して吊り橋としている。両側に転落防止用のしっかりしたネットが張ってあり、ゆらゆら揺れは激しいけれど、地上からの高さは最大で41m、最長で157m、それほど高度感も恐怖感もない。吊り橋は連続して4か所あり、途中、カメラ券チェックも2か所、なかなか世知辛い。林冠散歩というが、珍しいサルや鳥に出逢うこともなくすんなり渡り終えて拍子抜け、急坂を下り温泉コテージの一角に設けられた足湯へ。
P5060173_1 P5060198_1  
足湯こそ日本式であるが、温泉は日本の源泉かけ流しの露天風呂とは似ても似つかない。緑の屋根の四阿の中に、スタンダードクラスは中央の給湯柱を取り囲むように4つに区切られたセメント浴槽があり、自分で蛇口から温泉水と冷水を出して適温に調整し入浴するスタイル、自宅で風呂に入るのと変わらない。しかも水着姿で入るので小さな温水プールの如し、隣に知らない人でも来たら目も当てられない。全く風情がなく、寛げない。また、制限時間1時間ではお湯を張っているうちに過ぎてしまうのでは、長風呂なんてとんでもありません。13:45足湯を切り上げ、徒歩で昼食レストランへ向かう。昼食(14:05~14:50)は川沿いのレストランTROPICAL RIVERSIDE RESTAURANT、川風が涼しい2階の屋根付きテラス席に座る。その地方の民族料理(カダザン族料理)とのことで、チャーハン、カリフラワーとブロッコリー炒め、チンゲンサイ炒め、揚げ豆腐料理、オムレツ、鶏肉料理、牛肉料理を食べ、ANCHORの缶ビールを飲む。揚げ豆腐はピリ辛だが、総じて香辛料が穏やかで食べやすい。昼食後、希望者だけで近くのラフレシア園見学へ。(続く)

 

|

« キナバル山植物園で出逢った植物 | トップページ | 世界遺産「キナバル自然公園」(4)ラフレシア園 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« キナバル山植物園で出逢った植物 | トップページ | 世界遺産「キナバル自然公園」(4)ラフレシア園 »