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世界遺産「マチュ・ピチュ」

2019年6月25日(火) ワイナピチュ登頂を無事果たし、一旦遺跡からゲート外へ出て、入り口傍に建つホテル、ベルモンド・サンクチュアリ・ロッジのレストランTINKUY Buffet に入り昼食(11:45-12:50)。フォルクローレの生演奏を聴きながら、ビュッフェ方式で牛肉と野菜の煮込み、炒飯、パンとバター、サラダ、カットフルーツを取って食べ、フリードリンクのコカコーラやコーヒーを飲む。
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13:00、「13:00」と名前とパスポート番号が書かれた個人入場券を提示して再び遺跡内に入場、午前中より日差しは強烈。現地ガイドN嬢の先導で、先ずは遺跡全体を俯瞰するため、インカ道の上の見張り小屋が建つ広場へ上がる。標高差にして80m位のジグザグの上りだが、妻の体調は完全回復とはいかず、皆についていけずに最後尾、青い顔をして辛そうである。インカ道を渡り、リャマの遊ぶ広場を越え、14:10ようやく生け贄の石が置かれた広場(標高2540m)に上がる。
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広場の先端に見張り小屋が建ち、其処からの遺跡の眺めは絶景、良く見るマチュピチュ遺跡の全景である。最近の研究成果に拠ると、マチュピチュの建設はパチャクティ皇帝時代の1440年頃に始まり、1532年スペイン人に征服されるまでの70年間使われた宗教都市で、居住人口は最大でも750人程度の由。
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マチュピチュは太陽神を祀る祭祀センターで、貴族階級の神官と、神にささげる供物や生活の糧の農作物を作る階級の人々のみが暮らしていた町なのか?。それとも王族や貴族が事あるごとに(例えば避寒地、冬の都、別荘などとして)都のクスコから115km歩いてマチュピチュまで往来したということか?(現在でも、オリャンタイタンボの先、ピスカクチュ(Piskakuchu)を起点、マチュピチュ遺跡を終点とする全長43km、3泊4日のインカ道トレッキングツアーが行われているが、途中で海抜4234mのワルミワニュスカ峠や海抜3975mのルンクラカイ峠を越えねばならず、相当厳しい道のようである)。飛脚ならともかく、足弱の王侯貴族が歩ける道とは思えず、前者の可能性が高いと思うけれど、アンデス文明は文字を持たなかった故に今となっては分からない。
見張り小屋から東南斜面に広がる40段もあると云う段々畑を見下ろしながら下っていく。段々畑ではトウモロコシやジャガイモ、コカ、キヌア、豆類が栽培されていたらしい。14:35市街地への入り口「太陽の門」(標高2510m)、其処をくぐった先で唯一の曲面の石積みを持つ「太陽の神殿」を見下ろす。
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太陽の神殿の向こう側(東面)、谷を挟んで聳える山は聖峰プトゥクシ、4日前の冬至の日にはプトゥクシの上から朝陽が太陽の神殿の台形の窓を通して差し込み、神殿内部の岩を照らし出したとのこと。次は12月24日の夏至の日に同じことが起きるらしい。冬至と夏至の日を測る天文台のような施設か?。そこから石切り場へ向かう途中、岩の上にチンチラを見る。チンチラ科チンチラ属のアンデス固有の齧歯類で体長25㎝、一見すると黒っぽいリスの様であるが、なんでも一匹300万円もするとか、本当?。14:50「石切り場」(標高2490m)、これらの石はどこから?、マチュピチュ山から切り出し、斜面を転がり落したものか?。
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その先にコカの木(コカノキ科コカ属の常緑低木)が1本だけ植えてある。茶の木位の高さの小灌木である。15:10「三つ窓の神殿」(標高2550m)、東側の壁に台形の窓三か所が設けられ、やはりプトゥクシ山の方に開いている。広場に面し三つ窓の神殿に隣接する石積みの美しい建物は「主神殿」、地盤沈下で惜しくも一部が崩れかけているが、壁に多くの龕(がん)が認められる。そこから大広場の脇を通り、ワイナピチュ登山口に鎮座する聖なる石「ROCA SAGRADA」(標高3485m)まで案内してもらうと遺跡見学は終了、皆に助けられて何とか妻も歩き切る。
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「王女の宮殿」、「水汲み場」、「コンドルの神殿」、遺跡最高点の「インティワタナ」(太陽をつなぎとめるもの、一種の日時計?)は見学できず残念であったが、Nさんが妻の体調に配慮し故意にカットしてくれたのかもしれず、そうだとしたら同行の皆さんには申し訳ない。15:45ゲートを出てバス待ちの列に並ぶ。長蛇の列だがシャトルバスは次々にやってくる。16:00バスに乗車、16:30にはホテルに戻る。ヨロヨロになって部屋に入りシャワーを浴びてさっぱり、腰にサロンパスを2枚貼る。今日はワイナピチュ登山、マチュピチュ遺跡見学で石段や石畳の道ばかり歩いたので足腰がガタガタ、特に腰が痛む。妻も日本とは昼夜逆転の時差と連日の早朝起床による睡眠不足、それと空気の希薄な高地観光、アクロバティックな遊覧飛行、悪路の長時間バス乗車、揺れる振動列車などで体調は最悪、まあ主には高山病なのであろう。もっと若いときに来ないとペルー旅行はきつい。
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夕食は今日もホテルのレストラン、19:00-20:00、サニーレタスの馬並みに盛られたサラダ、牛肉料理、ポテトフライ、ご飯、チョコレートケーキを食べ、添乗員Aさん奢りのインカコーラを飲む。夕食後、バーへ行ってウエルカムドリンク券を使い、ピスコサワーとレモネードも飲む。部屋に戻ると20:40、足腰ガクガク、胃腸も疲れたのか急にお腹が痛くなりトイレ2回、下痢気味、これは明日辛くなりそう。(続く)

 

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コメント

いろいろな要素が重なり、奥様も大変な一日でしたね。どんなにか辛かったことでしょう。ことに旅先では心細いものです。
登山が出来、マチュピチュをいろいろな角度から眺めることが出来て良かったですね。

まあ、shikamasonjinさまもお腹が壊れてしまいましたか。ハードで疲れがお腹に来ちゃったのですね。
このあとすぐ治らなかったのでしょうか。それは大変でした。私の東トルコ旅行を思い出します。帰りには骸骨のようになって我が家にたどり着きました。

投稿: tona | 2019年7月30日 (火) 21:33

tonaさんへ
今回は油断して、生野菜やカットフルーツを食べ過ぎたかもしれません。また、旅の後半で疲れもたまっていたのでしょう。旅先でお腹を壊したのは今回が初めてです。これ迄は、インド、ウズベキスタン、エジプト、ネパール、ミャンマーなどで同行の方がお腹を壊したのを見て薬(下痢ストッパー)をあげたりしましたが、あくまでも他人事、いざ自分の身にふりかかると辛いものですね。海外旅行も、そろそろ卒業の時期と実感しております。ありがとうございました。

投稿: shikamasonjin | 2019年7月31日 (水) 09:06

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