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マチュピチュから成田へ大返し(帰国)

2019年6月26日(水) 5:15起床、今日は早くも帰国日、リュックサックに無理矢理荷物を詰め込む。今朝もお腹が緩く下痢2回、今日は移動が長く、これにはほとほと弱りました。何はともあれ、髭を剃り日焼け止めを塗って食堂へ。6:15-6:40朝食、食べなければ出るものも出ない道理で、自分はコーヒー1杯だけにする。マチュピチュからオリャンタイタンボ、オリャンタイタンボからクスコ、クスコからリマと道中が長く、下痢腹では持ちそうもない。が、コーヒー一杯というのも侘しいので、カステラ1切れ、リンゴ1切れ、洋梨1切れ、黄桃1切れも恐る恐る口にする。食後、下痢止めのトメダインコーワフィルム(興和株式會社製)を服用、やれやれ。8:00チェックアウト、2日間お世話になったホテルEL MAPIを後にし、長い長い帰国の途へ。大荷物は往きと同じくホテルから駅までポーター任せ、5分ほどでマチュピチュ駅に着き、駅舎に入って8:30の乗車を待つ。朝は冷える。片道44ドルのチケットを受け取ると、座席はB号車の5番と6番。昨日のワイナピチュ登山とマチュピチュ遺跡観光、迷惑をかけたお詫びとお世話になった御礼に、妻からNさんに寸志を渡す。
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8:30列車は静かに発車。今日のクスコのアルマス広場でのフリータイムに、クスコ名物「クイ(天竺ネズミ科)の丸焼き」を食べに行きたい人があれば、今からNさんがレストランに予約を入れてくれるとのこと、冥途の土産にチャレンジしてみたかったが、この腹具合では如何ともし難い。8:50コーヒーとお菓子(ナッツ&レーズン)のワゴンサービス、コーヒーが零れそうになるくらい列車はよく揺れる。横揺れカクカク、縦揺れゴンゴン。右手にウルバンバ川が流れる谷を見ながら進むうち、対岸(左岸)にハイカーの隊列が見えてくる。左岸に昔のインカ道が延びており、ハイカーは遭難対策に義務付けられている赤や黄の派手なウエアを着用している。トレッキングコースは、マチュピチュ遺跡の入り口のインティプンクまで宿泊なしの1日コース、2泊3日コース、あるいは3泊4日コースなど色々選べる由。9:45チルカ村近郊のインカトレイルの出発点(ピスカクチュ?)通過、ハイカーが続々出発していく。沿線にユーカリの木が多い。赤い花の咲く花木、ウチワサボテンの群生も目立つ。10:10オリャンタイタンボ駅到着、早速駅舎の清潔なトイレ拝借、個室が沢山あって安心、まだまだゆるい。10:30バス駐車場まで歩き、迎えのバスに乗り込む。26席の中型バスは新しく快適、1人2席でゆったり。赤い袋を棒の先に被せ、門口に斜めに立てている家はチチャ(トウモロコシで作った低アルコール飲料)を売る店、日本なら酒林といったところ。
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10:50屏風岩か衝立岩のような岩壁が聳える崖下で写真ストップ。岩壁にはヴィア・フェラータ(Via ferrata:ワイヤーや梯子などの固定設備を備えた登攀コース)が設けられており、それを利してこの崖を上りきると、崖の上部にへばりついた空中カプセルホテル(宿泊棟3棟と食堂が1棟)に到達する。空中カプセルホテルの正式名称はスカイロッジ・アドベンチャー・スイート、一泊5万円もするそうな。帰りはロープを滑車で滑り降りるジップラインの冒険も楽しめるらしく、実際に滑空している人が見える。9歳以上ならOKで家族でも楽しめると云うので、スケールの大きいフィールドアスレチックのようなもの。11:55海抜3762mの峠の町チンチェーロ(Chinchero)を通過、そこからクスコへ下っていく。バスの座席は前から3列目、今日は左程揺れを感じない。12:35クスコの街の小さな教会前(海抜3460m)で下車、盆地に広がるクスコの街並みを眺めながら中心部へ下っていく。クスコの街に公衆トイレは一か所もないとのこと、ひえ~困ります、勘弁してよ。
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13:00アルマス広場に近い街中のLUNAという小さな土産物店に着きトイレ拝借、Nさんの知り合いで日本人経営のお店だけに男女1つづつの個室は清掃が行き届き清潔、まだお腹が緩く大助かり。17時半再集合までのフリータイムの間、何回使用してもOKとのこと、安心しました。13:20アルマス広場で解散、クイの丸焼きを食べに行った人は結局6名、私以外にもお腹を壊した女性が居り、トメダインコーワフィルムを進呈。どこへ行く当てもなく広場のベンチにへたり込み暫し休憩、息苦しい。リポビタンゴールドを飲む。日差しは強烈だが、風が涼しい。少し回復してきたので、広場に面した両替屋Western Unionで10ドルを現地通貨に両替(→32.5ソル)、インカ博物館見学へ。カテドラルの左側の坂道を上がって辿り着くのも一杯いっぱい、一人10ソル(350円)の入場券を購入しベンチで一休み、広い石畳の中庭でインディヘナの女性が機織りをしている。
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14:25~15:45の間、インカ博物館を観覧。一階の第一室がプレインカ時代の出土品、第二室はペルー南部高地QOLLASUYO地方にある遺跡からの出土品が展示されている。第一室から見学開始、土器使用以前の石鏃の展示に始まり、時代の古い順に、ペルー北高地南部のチャビン文化(BC1500)、南海岸のナスカ文化(BC400)、北海岸のモチェ文化(BC100)、中央海岸南部のチャンカイ文化(AD800)、中央海岸北部のチムー文化(AD1100)の出土品が並ぶ。中ではアンデス文明独特の鐙(あぶみ)型土器が目立つ。
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第二室では、プカラ遺跡(BC400)、ティワナク文化(AD500)、ワリ文化(AD750)、Qollao遺跡の出土品を見学。その後、博物館の清潔とは言えないトイレを拝借してから二階の展示室も見学。入り口で入場券の再チェックがある。二階には、インカ時代の人々の暮らしを表す各種ジオラマが展示され、他に歴代インカ皇帝の肖像画が架かる部屋、石斧、石刃、土器などを展示する部屋などがある。残念ながら全て撮影禁止。16:00 LUNAへ行って又お手洗い拝借、何も食べていないので出るものもないけれど。何度もトイレを借りて申し訳ないので、アンデスの岩塩や板チョコを買う。16:30アルマス広場に戻り集合時刻まで1時間待ち。ベンチに座っているとインディヘナの男性と女性、しかも同じ人物が5分おきに物売りにやってくる。根負けしたのと、黄昏時で風が冷たく寒くなってきたのとで、ショール1枚と序に人形を1体購入。17:30全員集合、24日と同じくソル通りを歩いてバスの発着場所へ。17:50バスに乗り込み、18:10クスコ空港到着、スーツケース(SC)を3日ぶりに受け取り、空港ビル内の右端のスペースで荷物整理、リュックの中身をSCに移し入れる。19:00ラタム空港カウンターにチェックイン、SCを預け、お世話になった現地ガイドN嬢とお別れ、手荷物の安全検査を受ける。抜けた所で又トイレ、17時頃下痢止めの2服目を飲んだのに効き目なし。もう朝から7回目?、どうにもお腹が落ち着かない。20:40 リマ行きLA2068便に搭乗、18B/C席に座る。A320-200型機はほぼ満席、21:15離陸。機内圧はリマに合わせ?海抜0mに調整されており、酸素濃度の濃さを感じる代わり耳の奥が痛い。22:15リマ国際空港着陸、23:45再集合までフードコートの前で一旦解散、トイレに行ってからマフィンと梅干を食べ歯磨きする。

2019年6月27日(木)/28日(金) 国際線乗り継ぎの手荷物検査、出国審査をクリアし、0:00搭乗エリアに入り椅子に座って待機。真夜中なのにリマ国際空港は24時間空港とのことで人が多い。搭乗時間が近付いてきたので念のためトイレ(九回目?あるいは十回目?)。1:25 LA2476便搭乗、機種はB767-300、2-3-2席並び、37F/H席に座る。ほぼ満席。2:15離陸、3:00の夕食はコカコーラのみもらう。6:30機内で初トイレ、まだ水便。あと4時間、うとうと。8:20機内2度目の手洗い、まだ駄目。9:15朝食、ピーチジュースのみもらう。
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10:35無事ロスアンゼルス空港に着陸(→現地時間8:35)、マチュピチュを出てから此処まで既に26時間経過。往きと同じ米国式入国検査、発券された顔写真入り入国許可証を持って一旦入国し、ターンテーブルでSCを受け取る。そして又お手洗いへ。便座シート付で、やっと便器内にペーパーを流せるトイレに出逢い一安心、それでも習慣とは恐ろしく、思わずペーパーを捨てる屑籠を探してしまう。まだゆるゆる、水様、どこまで続くぬかるみぞ。全日空のカウンターにチェックイン、マイレージカードを提示しSCを預ける。通路側は確保できなかったが、前に座席がなく出入りし易い24A/B席を用意してもらう、有難い。搭乗口159に着いて、トイレで髭を剃り洗顔、歯も磨く。12:00成田行きANA175便に搭乗、機種はB777-300、3-4-3席並び、ほぼ満席。うとうとするうちいつの間にか離陸(多分12:40頃)、飲み物サービスではキリンの一番搾りをもらう。何も食べていないせいか、一口飲んだだけで猛烈に酔いが回る。13:30腕時計を日本時間に戻す(→6月28日5:30)。5:45朝食サービス、うどん、野菜サラダ、キンピラゴボウ、卵焼きを食べてみる。
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デザートはハーゲンダッツのバニラアイス、食後のコーヒーももらう。ビジネスクラス用の新聞棚から抜き取った日経新聞の27日朝刊を読む終えると7:15、あと8時間。8:00 ANA便に搭乗して初の手洗い、未だゆるいけれど少し落ち着きつつある予感。リクライニングシートを倒し、脚を伸ばして前の壁にもたせかけると、まるでビジネスクラス並み、満席なのに此の座席を取ってくれたANAカウンターの女性スタッフに改めて感謝。10:35日付変更線を越える。あと3800㎞、もう5時間。オーディオサービスで、さだまさしのアルバム「新自分風土記からの抜粋」曲を聴く。特に「風に立つライオン」を何回も繰り返し・・、これでは隠れさだファンであることがバレてしまう。13:10中食サービス、メキシカンライス、ヨーグルト、カットフルーツと軽めだが、何も口にせず温かい緑茶を一杯もらう。まだお腹の具合がよろしくない。15:30漸く成田空港安着、マチュピチュのホテルを出発してからすでに41時間、南米は遠いね。添乗員のAさんにアンケートを渡し、お礼を述べて別れ、SCを受け取り空港線と成田線と千代田線で帰る。18:30 やっと、漸く、無事、帰宅。(完)

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コメント

本当にひどい目に遭いましたね。初めてですね。奥様ともどもちょっと大変だった旅行。無事帰国出来てほっとしましたね。
その後順調に回復されてお元気にご活躍のご様子、長引かなくてよかったです。
いつもお土産素敵なのを選んでいらっしゃいますね。
例の栞は素晴らしいです。大切にしております。私の冥途へのお土産の一つです。

投稿: tona | 2019年8月 5日 (月) 19:53

tonaさんへ
お腹の方は帰国してから4、5日くらいで、時差ぼけは2週間くらいかかってどうやら本調子に戻りました。8月は仙台に帰省して、東北の温泉で骨休み、静養するつもりです。ありがとうございました。

投稿: shikamasonjin | 2019年8月 5日 (月) 22:29

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