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クスコ市内観光/リマ→クスコ→マチュピチュ

2019年6月24日(月) 3:55起床、4:10モーニングコール。連日朝が早い。2日分の着替え、パジャマ、山の道具をリュックサックに詰めるとまるで担ぎ屋、2日間SCを使えないのは初めて、マチュピチュへ向かう列車にSCなど大きな荷物は積み込めないとのことで、全くペルーの旅は不便。5:15すっかり軽くなったSCをドアの外へ出す。SCはクスコのリマ・ツアー社支店に2日間預かってもらう由。5:40 昨日同様朝食弁当をもらってカードキーを返却、3日間お世話になったホテル・ブリタニアをチェックアウト。今日は海抜0mのリマから海抜3400mのクスコへ一気に上がる。ペルー旅行は年寄りにはハード、外は小雨、道路が濡れている。まだ真っ暗だが、もう歩いている人が居て、路線バスは満員、ガソリンスタンドも開いており、ペルー人の勤勉な国民性が見て取れる。6:30空港着、月曜日のせいか早朝から大混雑、ラタナ航空カウンターにチェックイン。前日、現地ガイドSさんにESTAの写メをリマ・ツアー社へ送ってもらい、事前チェックインを済ませていたため、搭乗券や荷札はすでに発券されている。それを受け取り、パスポート、JALマイレージカードと一緒にカウンターに提示、SCを預け、新たにしっかりした紙質の搭乗券をもらう。此の3日間お世話になったS氏とは其処でお別れ、搭乗開始までまだ間があるので、土産物店でナスカ地上絵のキーホルダーを購入し、ビクーニャ製品の専門店を覗いたりする。セーターが1枚2万円ほど。
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7:50搭乗、LA2023便クスコ行き、機種はエアバスA320-200、3-3席並び、通路を挟む7C/J席に座る。すべてエコノミー席で8、9割の搭乗率。早速もらった朝食の弁当を開く。この飛行機、機内食や飲み物は全て有料、例えば、シーバス・リーガル12年(50ml)875円、国産缶ビール(355ml)315円、コカコーラ(300ml)210円、インカコーラ(300ml)210円、チチャ・モラーダ(300ml)210円、紙パックのジュース(235ml)175円、ミネラルウオーター(600ml)175円、ハム・サンド420円、チーズ・サンド560円、カツレツ・サンド630円、マフィン350円、コーヒー(チョコレート付き)210円など。8:25離陸、アンデスの山並み、雪嶺を眺めながら飛んでいく。窓側でないのが残念だが、まさに「コンドルは飛んでいく」の世界。機内圧は高度3000m相当、もうクスコの海抜に合わせてある。9:20クスコ空港安着、さすが富士山の本八合目並み、空気が薄く何となく息苦しい。
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9:50現地ガイドのNさんに迎えられ、座席数37の中型バスに乗り込む。1人完全2座席、荷物が大きいので助かる。リマとは一変し外はカンカン照り、日差しが強い。外気温は20度前後か、寒くはない。Nさんは30歳前後の女性、日系人ではなく完全なペルー人であるが、11年間日本の姫路市に住み、東日本大震災の前日帰国したとのことで日本語は上手。今日6月24日は南米三大祭りの一つ(あとの2つは、ブラジル・リオのカルナバルと、ボリビア・オルーロのカルナバル)クスコのインティ・ライミー(Inti Rayme)祭りの当日でペルーは休日、クスコは国内外の大勢の観光客で賑わう。一年に一度、今日しか開催されない祭りの日に当るとは我々は実に幸運。10:15バスを降りて観光開始、Nさんに先導され、ゆっくりゆっくり歩いて、先ずはアトゥン・ルミヨク通りにある「12角の石」へ。
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インカの石組は精巧を極めるが、何故わざわざ12角もある石を組み込んだのか、まあこの方が単なる四角石の組み合わせより石垣の強度が上がるのは間違いない。次にクスコの中心アルマス広場に面したレストランLa Retamaに入って中食(11:15~12:15)、広場側の窓はインティ・ライミの絶好の観覧席、全員がレストランの客かどうか怪しいが窓辺に鈴なりで、我々は隙間から覗くのがやっと。
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店内の実況中継されているTV画面を眺めながら、コーンクリームスープ、ミニステーキ、カットフルーツをいただき、自分はチェリモヤジュース(7$)を、家内は高地対策のコカ茶(4$)を飲む。チェリモヤジュースは青臭いバナナジュースといった感じだが、世界三大美果(他はマンゴーとマンゴスチン)というだけあって美味しい。コカ茶は枯草様の香味で単なるハーブティーといった感じ、4ドルも出して飲むなら高山病に罹った方がマシかも。昼食後、アルマス広場に下りる。祭りは正午に終わり人波が引いて、大分空いてくる。広場の中心にインカ皇帝パチャクティ(在位1438-1471)の黄金像を戴く大噴水があるが、祭り期間の今は噴水部分は張りぼての目隠し用石組で覆われている。広場を取り囲む建物は、北にカテドラル(1650年完成)、東にラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会、南は両替所やホテルやレストラン、西は昼食を食べたLa Retamaをはじめとするレストラン街。張りぼての石組の階段に、今年のミス・クスコらしきエキゾチックな美人が昇り、観客に愛嬌を振りまく。ペルーにも美人はいる。
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広場には、土産物(ショール、アルパカ人形、コカ飴、自撮り棒、水彩画、飲み物、ハムサンドなど)を売るインディオの女性や男性が多い。断っても断っても2、3分経つと又寄ってくる。警察官も巡回していてピーピー、ピーピー警笛を鳴らすのでうるさくてしょうがない。明後日、此処には再度ゆっくり来る予定なので、今日は30分ほどでアルマス広場を後にし、ソル通りを南東へ下っていく。途中、インカ時代のコリカンチャ(太陽の神殿)跡に建つサント・ドミンゴ教会の外観見学。
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一番下の肌色の石組はプレインカ時代、その上の黒い玄武岩の石組はインカ時代、どちらも精巧に組み上げられているが、その上に建つスペイン時代のサント・ドミンゴ教会の壁の石組は隙間をセメントで埋めた粗さが認められる。前の芝生広場(サグラド庭園)が今日のインティ・ライミ祭りの第一次会場だったらしいが、今は人波が引いて閑散。さらにソル通りを下り、公園(Orellana Pumaqchupan Park)を過ぎて漸くバス停に到着、時刻は13:35、観光バスは旧市街に入れないとのことで30分以上歩かされる。直ぐに我々のツアーバスがやってくる。4時間以上クスコに滞在したので高度順化はばっちりか、これから先は標高2000mのマチュピチュ村へ下っていくので体が楽になるであろう。いきなり峠越え、凹凸の激しい道をぐんぐん上がる。結局、チンチェーロ(Chinchero)という海抜3762mの峠の町へ上がってから下り始める。アンデスの雪嶺が見える雄大な山岳道路だが、スピードを出し過ぎないよう路面に頻繁にハンプ(道路の一部を隆起させた構造物)が設置されている。くねくね、ガタガタのひどい道をしのぎにしのぎ、やっとウルバンバ(Urubamba:海抜2870m)に下りつくと、そこからはアマゾン川の源流というウルバンバ川の右岸に沿って走る。空気が濃くなったことがわかる。15:20オリャンタイタンボ村(海抜2790m)に入ると間もなく鉄道駅到着。
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早速、駅舎のトイレを拝借、さすがはマチュピチュ遺跡の玄関口、清掃が行き届き清潔で個数も多い。16:20乗車、D号車の13/14席に座る。人工皮革のシートで先ほどのバスに比べると天国、網棚はなくリュック等荷物はシートとシートの隙間に収める。16:35発車、結構揺れる。スピードは時速30~40㎞程度か、のろい。沿線にトウモロコシ畑とジャガイモ畑が広がる。17:00コーヒーとシリアルクッキーのワゴンサービスが来る。やがて進行方向右手に美しい形の雪嶺が現れる。ネバト・ベロニカ山(Nevado Veronica:標高5682m)とのこと、18:10マチュピチュ駅(標高2060m)到着。(続く)

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