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ナスカ地上絵遊覧飛行

2019年6月23日(日) 3:00起床。昨夜は土曜日、22時過ぎまでこのホテル2階でディスコのダンス音楽がかかり、その後も車の警笛、話し声、バイクのマフラー音などうるさくて良く眠れない。MWを沸かしてコーヒーを飲み目を覚ます。3:30ぴったりにモーニングコール、ペルー人は真面目。4:15ロビーに下りると、コーヒーと紅茶のセルフサービスがあり、各自朝食の弁当包みを受け取る。4:30バスに乗り、ナスカ地上絵遊覧飛行機が出るイカ(Ica)へ出発、リマからイカまで300㎞、4時間半かかる。長距離故、運転手はクラウディアさんとホルケさんの2人体制、バスは一番後ろにお手洗いが付いているが、小のみの利用に限られる。早朝なのにもう結構車が走っている。夜明け前のリマ市内を走り抜け、5:00高速に乗る。6:00途中にある土産物店のトイレを拝借し20分間休憩、まだ真っ暗。店を開けてくれるよう事前に連絡したらしく、我々が到着すると店主がシャッターの鍵を開けに来る。よほど治安が悪そうな感じ。バス車内でホテルでもらった朝食を食べる。サンドイッチ、モンキーバナナ2本、シリアルバー1本、マンゴージュース1本。遊覧飛行は揺れが激しく酔い易いとのこと、今はあまり食べない方が良いかも。
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車内でナスカ地上絵のビデオが2本上映される。NHKの探検ロマン世界遺産「ナスカ地上絵」と、もう1本はそのものズバリの「ナスカ」。バスは荒涼たる砂漠地帯を行く。年間の降水量は僅か1㎜、雨は降らない。リマ市内は緑の花壇や芝生があったけれど、スプリンクラーによる散水で維持している由。灰褐色の大地に箱型の建物が建つ。ひょろ長い白い屋根の建物は養鶏場、ペルー人が一番食べる肉は鶏肉とのこと、昔はアルパカやクイ(天竺ネズミ)を食べていたけれど。海岸近くを走るようになり雨が落ちてくる。トウモロコシ畑やキヌア畑?がある。良い天気ではない、どんより、霧雨。6月~8月の冬期は霧が発生することが多く、遊覧飛行機が飛べる条件になるまで数時間待たされることもある由、現地ガイドのSさんも心配そうである。所々道路工事中、砂漠も良く見るとゴミだらけ、時々町を通過、せいぜいが2階建て、箱型平屋が密集しスラム街の様相。相変わらずの霧雨、こんな天気で飛ぶのか、間もなく到着しそうだが・・。Sさんの話、『TVの映像で見る地上絵は、最適条件でプロのカメラマンが撮影したもの、しかも地上高70~100mの低空を飛んで何回も撮影したものを編集し仕上げてある。我々はそれよりもずっと高い250mの上空を飛ぶので、地上絵は小さくしか見えない。しかも一発勝負。また、地上絵以外に色々な線が錯綜している、トラックやバイクのタイヤ跡、古い道路など。最初のクジラが見えると、他の地上絵も見えるはず。ハチドリが一番綺麗に見える。パイロットへのチップは操縦士と副操縦士宛に1ドルづつで1人計2ドル、心付けであるが半ば強制となっている』。期待が大き過ぎるのを冷ますように、あらかじめ予防線を張る様子、今の時期、飛べばめっけもの、中には何時間も待たされた挙句、飛行中止になるツアーもあるらしい。
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9:00ジャスト、イカの郊外にあるMovil Air社の飛行場着。先ずチェックインカウンターで各自体重測定、これは想定外、私は手荷物込みで70㎏、女性はみな尻込みする。座席の位置を決めるため、左右のバランスをとるためらしいが、此処へ観光に来る人は事前のダイエットが欠かせない。案の定、今日は天気が良くないので直ぐには飛ばず、ロビーの椅子に座って待機、仕方がないので「サンダカンの墓」読み始める。11:05やっと搭乗待合室に入る。パスポートチェックと手荷物検査があり、ベルトも時計も外し門型金属探知機をくぐる。11:45やっと搭乗開始、乗り込む前に副操縦士が機体と一緒の写真を撮ってくれたりとサービスが良い。添乗員のA氏と現地ガイドのS氏は乗らず、メンバー12名だけが1台のセスナ機に乗りこむ。指定された座席は前から3列目のNo.5とNo.6、どの夫婦も通路を挟んで隣同士、乗り込むときに握手をし、手のひら内に隠したチップをさり気なく渡すが、米ドルの小額紙幣がない我々は現地通貨の10ソル紙幣を2枚渡す。ひとり約3.2ドルの太っ腹。
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11:55離陸、下界は雲が多く、遥かに黄褐色の荒涼たる大地が広がる。一部区画された緑色の耕作地もある。ナスカまでの140㎞を25分ほどで飛んで、機長の片言の日本語案内「クジラ!、クジラ!、下!、下!、見えた?、右側!、左側!」に懸命に地上絵を探す。シャッターチャンスは5秒間ほど、もう片方の窓の人にも見えるように機は旋回する。揺れは左程でもないが、ジェットコースターに乗っているような、空中に投げ出されるような感じで、直ぐに平衡感覚がおかしくなる。玄界灘の渡海と良い勝負、多かれ少なかれ気持ちが悪くなる。たいていの人が搭乗30分前に酔い止めを飲んでいたようだが、それでも駄目で嘔吐している人がいる。それを見ると、こちらまで気持ちが悪くなる始末、やれやれ。
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飛ぶ順序は決まっているようで、クジラ→三角形→宇宙人→サル→イヌ→ハチドリ→コンドル→クモ→フラミンゴ→オウム→トカゲ→木→2つの手まで20分ほど、最後の木と手はパンアメリカン・ハイウエイの近くにあり、それを眺めるために造られた高さ20mの観察やぐらミラドールが建っている。12:40ようやく帰途に就き、13:03無事帰着、慌ててトイレに駆け込む人も。13:10バスに戻り、昼食をとるためイカ市内へ。イカの人口は28万人、街中をオート三輪や軽自動車のタクシーが数多く走る。ホテルのレストランで昼食(13:25~14:15)、遊覧飛行の直後で、胃腸がひっくり返ってしまい、もはや食欲はない。
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それでも、カウサ(卵料理)、シーフードライス(具にイカ、エビ、貝)、チョコレートプリンを食べ、フリードリンクのパッションフルーツドリンク(グランディージャ?)を飲む。14:15バスに戻り、長躯再びリマへ帰る。早起きの疲れからうとうと。往きに立ち寄った土産物店で帰りもトイレ休憩(16:55~17:30)、何にも買うものはない。18:15高速出口、漸くリマ市内に戻る。19:15ホテル帰着、長い一日が終わる。ホテルのレストランで夕食(19:30~20:30)、ビーフスープ、チキンのグリル、ケーキの3皿を食べ、地ビールPILSEN CALLAOの小瓶を飲む。現地ガイドのSさんは、風味がキリンの一番搾りに似ていて一番のお薦めと言っていたが、そうでもない。部屋に戻って、明日から2日分の荷物の準備、またMWが3本もあるので、沸かして味噌汁や日本茶を飲む、大忙し。風呂から上がると22:05、もう一仕事、SIERRA ANDINA HUARACINA PALE ALEの試飲を行う。(続く)

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コメント

 
 ナスカの地上絵遊覧を拝見し、3年前の様子が
思い浮かばれて、感動しました。
 地上絵も、高度が高くクモ、ハチドリ位しか、はっきりと覚えておりません。朝が早く、道中が長くて、同様な
気分の思いがしておりました。次の旅行記を待ってます。

投稿: A.K | 2019年7月16日 (火) 15:58

A.Kさま
ご覧いただきありがとうございます。現地が冬の6、7、8月は午前中霧が発生しやすいとのことで、大分待たされましたが、何とか飛んでセスナ機から地上絵を眺めることができました。遥々とあすこまで行って飛行機が飛ばなかったツアーも何組かある由で、まあラッキーでした。それでも、TVで見る方がリスクもなく、楽ちんで、絵が綺麗なことを実感いたしました。また、よろしくお願いします。

投稿: shikamasonjin | 2019年7月17日 (水) 03:58

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