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拉薩市内観光(2)セラ寺とバルコル

2020年1月16日(木) 13:15ポタラ宮見学を終えてバスに戻る。乗り込むと早速MW1本が配られ有難い。昼食(13:15-14:05)は市内のレストラン「菌王府」できのこ料理を食べる。チベット高原のような標高4000m前後の渇いた高地できのこなど採れるのだろうか?。入り口に「不入菌王府、不知山珍美」と看板が掲げてある。きのこ好きの私としては大いに期待を膨らませたが、最初のきのこ鍋の材料を見てがっかり、エリンギとブナシメジとキクラゲしか入っていない。すべて栽培品のありふれた種類、山の幸、山の珍味と看板に謳うほどの内容ではない。
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きのこをすくってしまうと、青菜やモヤシや肉団子を投入、スープの味付けが今一、きのこ入りのモモ(チベット風ギョウザ)も感心しない。店構えや内装から判断して、昨日からのレストランはいずれも高級なのであろうが、高山病で胃腸が弱っているせいか何を食べても美味しくない。昼食後、予定にはなかったが、姚さんが食品スーパーへ案内してくれる。14:25西蔵天下良食超市到着、店内はガラガラ、日本人御用達の店のようで現地の人は誰も居ない。マツタケも売られていたが、どうも怪しい。殆どのメンバーが何も買わず30分で退場する。次は河口慧海が単身ヒマラヤを越えて鎖国状態のチベットに潜入し、1901年3月から1902年5月まで修行したセラ・ゴンパ見学へ。15:30拉薩の中心部から北に8㎞の所にあるセラ・ゴンパ(色拉寺)到着。山門前に黄金(金箔張り)の象が安置してあり、象の背中に猿、猿の上に兎、兎の上に鳩?が乗っている。何のおまじないであろうか?。
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セラ寺はゲルク派の大寺院で、開祖ツォンカパの弟子ジャムチェン・チュジェ・サキャ・イェシェによって1419年に創建された。背後の山の中腹に奥の院のセラ・ウツェが建つ。最盛期には5500人の僧侶が修行に励んでいたと云われ、河口慧海の他に多田等観も1913年(大正2年)~1922年(大正11年)の10年間この寺で修行している。山門をくぐり、上り勾配の長い参道を進む。セラ寺の海抜はポタラ宮の最上階と同じ3730m、道理で歩き出しただけで息苦しい。参道の左右に白壁の僧舎(僧坊)らしき建物が続く。慧海が寝泊まりしたのはモンゴル人僧侶が住まう僧坊ということだが、どの建物であろう。石段を上り小さな門をくぐって問答修行が行われる中庭に入る。
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問答修行は平日の15:00~17:00の間に行われ、カメラ撮影は禁止だがスマホや携帯の撮影はOKとのこと、??。時刻は15:45、ちょうど僧侶たちが数人づつのグループに分かれ、中庭の大樹の下で独特のジェスチャーで丁々発止の問答を繰り広げている。15分ほどで問答修行の見学を終え、次は砂曼荼羅を展示している仏堂へ。色砂で描かれた三面の曼荼羅がガラスケースに収められてあり、撮影料は10元也。次いでお経の印刷所を見学、多数の版木が収納されており、印刷された経本も販売されている。最後に、顕教を学ぶセラ寺最大の学堂セラ・チェ・タツァン(セラ・チエ学堂)へ。
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堂内に入り、正面の基壇に並ぶ高僧像を拝観した後、左手にあるタムディン・ラカン(馬頭明王堂)に入り、チベット族信者の後ろに並んで、ご本尊馬頭観音像の足下の座布団に頭を擦り付けて加護を願う。16:40バスに戻る、スマホ万歩計の記録はそこまで11128歩、8.2㎞、きつい修業ぞ。次はバルコル(八廓街)へ。17:15旧市街でバスを降り、バルコルへ続く狭い路地を歩く。金銅仏を並べる仏具屋、燈明用のヤク・バターを売る店、マニ車や敷物を商う土産物店、衣料品店、金物屋、果物屋などが軒を並べチベットらしさが感じられる街区、マンホールの蓋には「八廓古城」の文字が認められる。
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バルコルは旧市街中心に位置するジョカン(大昭寺)を囲む長さ1Kmの周回路、バルコルに入るにも手荷物検査があり、マッチとライターのチェックが厳しい。ジョカン前広場での焼身自殺を警戒しているものと思われる。バルコルに入って直ぐのお土産屋でティーブレーク、姚さんの知り合いの店らしく仏画やアクセサリー(天珠や玉のブレスレット)などのチベット特産品を扱う。其処で一旦解散になりフリータイム、メンバーの半数はバルコル散歩に出かけたようだが、自分は疲れたので土産物屋の店内でお茶を飲みながらひたすら休憩する。18:20再集合し、八角南街を時計回りに歩いてジョカンの正面に出る。ジョカンは7世紀中期に創建された吐蕃時代の寺院で、2000年に世界文化遺産として登録されている。拝観料は85元(1,500円)、体調が良ければ、さっきのフリータイムの間に入場して、文成公主が唐から持参した釈迦牟尼像など拝観するのだが・・、せっかく拉薩までやって来たのに残念至極、富士山頂迄登って浅間大社奥宮に参拝せずに下山するようなもの、残念無念。
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ジョカン入り口前に大勢のチベット族巡礼者が五体投地を行っている石畳があり、その傍らに釈迦の髪から生じたという柳の木、18世紀に天然痘が二度と流行しないようにと建てられた痘痕碑、821年に唐と和平を結んだときに建てられた唐蕃会盟碑がある。ジョカン広場を西に横切り、丹傑林路を右折したところにあるレストラン拉薩厨房(LHASA KITCHEN)で夕食(19:00-19:45)、ネパール料理を食べる。
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ガイドブックにも載っている有名店で、初めに出たヤク乳入りお茶が甘くて温かくて美味しい。メニューは、焼きそば、ホウレンソウ炒め、山羊肉と野菜の炒めもの、マッシュルームスープ、豚肉のカレー煮、ナンなど、味はいまいち。20:05バスに戻り、ポタラ宮のライトアップの写真を撮りに行く。再三、再四の手荷物検査を受けてポタラ宮広場に入り、ライトアップされたポタラ宮の正面写真を撮る。
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20:50ふらふらになってホテルの部屋に戻る。今日の累計歩数は15,880歩、3650m~3750mの高地を11.7Km徘徊、いやはや大変な一日でした。昨日は入らなかった風呂に入る。シャワーを浴びてさっぱり、22時過ぎダウン。(続く)

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