ブルーマウンテンズ国立公園/帰国

2005年6月21日(火) シドニー湾を出航する船の汽笛で7:30目が覚める。今日も空が青い。昨日と全く同じメニューの朝食を済ませる。Cimg07019:00バスで100㎞離れた世界遺産のブルーマウンテンズ国立公園(BM)へ向う。BMは標高1,000m余の高原台地で全山がユーカリの原生林に覆われる。 ユーカリは700種類もあり、そのうちの70~80種がBMで見られるとのこと、大木になると樹皮が剥げて真っ白な幹を曝しているので遠目にも直ぐ判る。ちなみにコアラが食べるユーカリは30種類ほど。ブラシノキの仲間と思われる黄色いブラシ状の花をつけた木が多い。BMに到着、まずウェントワース滝(Wentworth Falls)を眺めるために観瀑台のJamison Lookoutまで山道を歩く。Cimg0707片道15分ほどである。さすがに山の風は冬の冷たさ、ウェントワース滝は落差こそ大きいが水量が少な過ぎる。ルーラ(Leura)の街に入ると日本 から取り寄せたという八重桜の並木がある。 初冬の今でも花をつけている木が多いが、 春(9月~11月)には国花のワトル(ミモザの一種)やジャガランダなどが一斉に花開き、その美しさは例えようもないらしい。エコーポイント(Echo Point)からBM最大の売り物、スリーシスターズ(The Three Sisters)の奇岩を眺める。風がますます冷たさを増す。Cimg0713シーズンオフのため公衆トイレが閉鎖されており大弱り、皆でトイレを探して右往左往する。そこからシーニックワールドへ移動し、世界一の急勾配(斜度52度)としてギネスブックに登録されているトロッコ電車、シーニックレールウェイに乗って谷底に降りる。 昔の石炭鉱山用軌道の名残であり、標高差650mを一気に真っ逆さまに下りて行く。スピードが制御されているので恐怖感はそれほどない。谷底の駅から木生シダが繁るブッシュの中を10分ほどウォーキング、今度は大型ゴンドラのシーニセンダーに乗って出発点に戻る。ゴンドラから眺めるジャミソン谷(Jamison Valley)の景観は米国のグランドキャニオンにも匹敵するほど雄大であり、ユーカリの大樹海、原生林がどこまでも広がる。カトゥーンバの町へ行き昼食、体育館か倉庫のような造りのレストランで味のないビーフカレーを食べる。シドニーへ戻る途中で、フェザーデール・ワイルドライフパーク(Featherdale Wildlife Park)に入る。 45分間の入園では勿体無く、Cimg0737コアラを始め、各種カンガルー、タスマニアンデビル、ウォンバッド、ディンゴ、エミュー、火喰い鳥、ワライカワセミなどの珍獣・珍鳥がいる。シドーニに戻り、ジョージ通りのオーストラリア産土産もの店で最後の買い物、オパールのネックレス2本とラノリンクリーム6個を購入しオーストラリアドルを使い切る。メトロホテルに戻りレストランでマレーシア料理の夕食、ビーフ、チキン、野菜カレーはいずれも甘ったるい。19:40シドニー国際空港到着、ロビーでSCを整理し直す。出国審査を終え、売店で名物のティムタムを6箱買う。22:05搭乗、QF21便はほぼ満席である。席は41Aと41Bと窓側であるが、3人掛けの通路側41Cがむっつりした外人さん、これではトイレに立つのも憚られる。やれやれ先が思いやられるが、とりあえず時計を1時間遅らせる。(完)

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シドニー市内観光

2005年6月20日(月) 7:15起床、ホテルの朝食は搾菜(ザーサイ)入りお粥で美味しい。今日も好天の模様、天気に恵まれる。9:00出発、現地ガイドの女性Sさんが案内役で運転手はポール氏である。Cimg0626シドニーの初冬は爽やかで快適、まずマッコーリー岬へ行く。マッコーリー岬はハーバーブリッジとオペラハウスをセットで眺められるview point、岬にはディゴの真っ赤な花が咲いている。 ディゴは沖縄の県花でもあるが、もともとはインドや東南アジアが原産地らしい。次いでオペラハウスへ行く。オペラハウスはデンマーク人の設計で、14年の歳月と408億円の工費をかけて完成したとのこと、外から眺めただけであるが外壁と屋根は菱形のタイルで覆われている。なるほど凝った造りである。2000年のシドニーオリンピックで諸物価が高騰し、例えば市内の3LDKのマンションが従来の2、3千万円からCimg0660倍に跳ね上がったとのこと、ミネラルウォーターが3A$、コーヒー一杯が3A$と物価は結構高く暮らしにくそうである。 10:25オパール専門店のCOSTELLOSに寄る。オパールの値段はピンからキリまで、1個140万円の高級品から3個で1万円のものまである。昼食は再び中華街へ行き飲茶料理、本場の中国より美味いかもしれぬ。少なくとも日本人の口に合う。午後はシドニー湾を乗り合い船で渡り、 ハーバーブリッジの歩道部分を渡る。ハーバーブリッジのアーチ部分を渡るには予約が必要で、料金も150~250A$かかる。下から眺めると、挑戦者は橋と同色のツナギ服を着て黙々と登っていく。渡りきるには3時間のアルCimg0666バイトを要するとか。その後、免税店GALLERIAに立寄ったので、土産にニュージーランド(NZ)産のラノリンクリームを買う。プラセンタ(羊の胎盤エキス)入りの高級品、12個で136.36A$である。以前NZで購入した時より割高であるが仕方が無い。夕食まで自由時間となる。モノレールの1日乗車券を支給されたので、GEORGE通りを抜けてCITY CENTER駅へ出る。モノレールに乗って市内を2周してからWORLD SQUARE駅で降り、ホテルに戻る。17:15ホテルのロビーに集まり夕食へ出発、19:00まで“さくら亭”で日本食を楽しむ。串揚げ・刺身セットの価格は16A$、久し振りの和食はやはり美味しい。食事の後30名でシドニー水族館見物に出かける。再び団体割引の交渉役を買って出る(26→19A$)。巨大水族館で海中を仕切った展示槽が3槽もあり、サメ、エイ、アシカなどが悠々と泳いでいる。タスマニアン・ジャイアントクラブやニモ(カクレクマノミ)もいる。グレートバリア・リーフ館はカラフルな演出が素晴らしい。満足して21:00ホテルに戻る。(続く)

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エアーズロック登頂

2005年6月19日(日) 5:45モーニングコールで目を醒ます。6:30エアーズロックのサンライズ鑑賞に出発、テラコッタ色の記念リュCimg0542ックに朝食が入ったものを一人ひとり貰う。7:00サンライズ鑑賞地点到着、さすがに初冬だけあって朝は冷える。 朝のエアーズロックは日没の時とは逆に、パープルからワインレッド、そしてオレンジ色へと色相が変化する。息を呑むほど美しく荘厳な景色である。エアーズロックは世界最大級の一枚岩と云われるが、正確には世界で二番目、最大は西オーストラリア州にあるマウント・オーガスタとのことである。なんでもマウント・オーガスタはエアーズロックの2倍も大きいらしい。エアーズロックに登頂可能な日は、Cimg0566気象条件や信仰上の理由から最近では50%を割り込んでいるとのこと、今日は幸運なことに登山口の柵の扉が開いている。事実、昨日までの3日間は登れなかったとのことである。8:10登山開始、 いきなりの急勾配で太い鎖に必死にしがみつく。斜度は30度から40度もあるが、幸い岩の表面がザラザラして粗く靴が滑らないので助かる。やっと前半の急勾配を乗り切りテラスで一休み、そこからは白線で示される登降路を辿り山頂をめざす。頂稜部も結構起伏が大きい。鎖やロープがほしくなるほど段差が大きい箇所もあり、そこでCimg0572諦めて引き返す人も多い。これまでに心臓麻痺や熱射病で21人、転落で5人の計26人が亡くなっている。 体調が悪い人や足ごしらえの覚束ない人に無理は禁物である。今日は気温が低く風も弱い絶好の登山日和、大気も澄んでおり荒野の彼方にマウント・オルガの連なりが見えてくる。9:15山頂(地上高348m/標高867m)に到着、方位盤が設置してある。360度どちらを向いても赤褐色の乾いた荒野が広がる。しかも地平線が丸く見えるほど遮るものがなく、まさに地球の臍である。記念写真を撮り直ぐに下山する。Cimg0577 往路を忠実に戻り、鎖場を慎重に下って10:10登山口に着く。集合まで少し時間があるので、 登山口の左手に続くMala Walkを散策し、アボリジニの岩絵がある洞窟を見物する。帰路、アボリジニ・カルチャーセンターに寄り休憩、独特の感性が光る民芸品が数多く展示されている。ゆっくりしたい所であるが時間がない。ホテルに戻り、近くのショッピングセンターへ行って記念にTシャツを5枚購入する。12:25慌しくホテルを出発し空港へ向う。13:30 QF727便に搭乗、満席である。機内食は不味、時計を30分進める。国内線のアルコール類は有料で、ワインのミニボトルが6A$もする。Cimg061216:40シドニー空港着陸、17:45市中にあるメトロホテル・シドニーセントラルに入る。503号室、コンパクトツインの部屋は狭いがアメニティーは一通り揃っている。18:40夕食をとるため南半球随一と云われる中華街へ行く。南半球一といっても横浜の中華街に較べるとずっと規模は小さい。「龍珠酒楼」で中華料理を食べる。まずまずの味であるが魚料理はかび臭い。夕食後皆でシドニータワー見物へ行く。歩いて20分ほど、市の中心部に建つ。窓口で交渉役を務め、団体割引を適用してもらう。高さ305mの展望台から夜景を眺める。シドニー湾を囲む市街地の夜景は美しく、ここも100万ドルの価値はある。22:40ホテルに戻る。(続く)

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ウルル、カタ・ジュタ国立公園

2005年6月18日(土) 4:30機内食(朝食)出る。食欲が出る筈もないが、周りを見ると皆しっかり食べている。水平線が赤らみ夜明けが近づく。時計を1時間進める。現地時間の7:03、シドニー国際空港に着陸、税関で菓子や薬、水、お茶の類までチェックされる。オーストラリアはニュージーランドより厳格である。朝はさすがに冷え込む。寒いけれども好天である。空港内の両替所で3万円を現地通貨に替える。円安が進んでいるために交換レートは非常に悪く95.78円/A$、それでも成田の98円/A$よりはましである。エアーズロック行きの国内線QF726便に乗り換える。10:05離陸、再び3時間のフライトである。オーストラリアは広い。Cimg0505 時差調整に時計の針を30分遅らせる。13:16エアーズロック空港着陸、テラコッタの赤茶けた大地、Outbackがどこまでも広がる。バスの窓から眺めると半砂漠とはいえ樹木が疎らに生えている。葉身の長い松の一種が多く、ユーカリもある。草はブッシュを形成するものが多い。14:00今宵の宿デザート・ガーデンス(DESERT GARDENS)に到着、プール付きの高級リゾートホテルである。長屋形式の平屋が幾棟も並び、一番外れの138号室を割り当てられる。電気ポットにお茶・コーヒー、ガウン、ドライヤなどアメニティは何でも揃っている。15:00マウント・オルガの観光に出発、好天で陽射しが強い。UVは日本の5倍とか、眩しくて目が痛くなる。ブラシノキやミモザなどの木々が花をつけており、とても初冬とは思えない。日本なら秋を思わせる爽やかな気候である。ここノーザン・テリトリー州の人口は17万人、そのうちの4分の1をアボリジニが占める。Cimg0488 色々規則が厳しく、ゴミのポイ捨ては1,000A$、岩の持ち帰りが2,000A$、カンガルーへの餌やりも2,000A$、アボリジニに酒をやると1,000A$、そして聖地の写真を撮ると5,000A$の罰金らしい。アボリジニの人々は写真を撮られることを極端に嫌がるとのこと、安易にカメラを向けないよう注意される。15:37マウント・オルガの麓に着く。そこは「風の谷ナウシカ」の舞台になった処、オルガ渓谷の遊歩道を行き止まりまで歩く。往復1時間、どこもかしこも赤錆び色の巨大な岩に覆われている。マウント・オルガは地上高が546m(標高1,069m)あり、36個の巨大な岩山から成る。エアーズロックを凌ぐ巨体は圧巻そのもの、日本のウエットで細やかな風景とは対極をなす。樹木も近づいてみると葉が強い。広葉樹も針葉樹も葉が肉厚であり、松葉も日本のものよりずっと太く鋭い。水分を蓄え蒸散を抑えるよう進化している。散策を終えて帰る途中、総工費が4,000万円という超豪華トイレに寄る。ウルル、カタ・ジュタ国立公園の入園料は25A$、ゲートを通るたびに管理官にパスポートを提示しなければならない。 17:25エアーズロックの日没見物場所に着く。シャンパンやオレンジジュースを飲みながら、Cimg0522オレンジ色からワインレッド、更にパープルへと変化するエアーズロックの岩肌を眺める。神秘的で荘厳な景色である。アボリジニの人々が神の山と崇拝する気持が分るような気がする。ついついシャンパンを飲みすぎて顔色もワイン色、すっかり酔う。18:30一旦ホテルに戻る。19:30歩いて5分ほどの所にあるアウトバック・パイオニアホテルのレストランへ夕食に行く。焼肉とのことで、事前に次の5種類のメニューの中から選んで注文しておく仕組み。①スコッチフィレステーキとエミューソーセージ、②バラマンディ(Barramundi;カマス)、③鶏の胸肉とエミューソーセージ、④カンガルー肉とエミューソーセージ、⑤ビーフバーガーとEmu Sausage。妻は①を、自分は②を頼む。いずれもサラダ・バーが付いて20~24A$、飲み物は別料金である。カマスのムニエルは味付けがいまいち、醤油が欲しい。フィレステーキもパサパサ、スイカやメロンなどの果物は美味しい。満天の星空の中に南十字星や南十字星モドキを探しながらホテルに戻る。シャワーを浴びてさっぱりし、22:30頃には就寝。(続く)

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エアーズロックとシドニー周遊6日間

2005年6月17日(金) 曇天で梅雨も一服の気配。16:00 RVRにスーツケースを積み込み成田空港へ向かう。今日から妻とクラブツーリズム主催の豪州6日間の旅に出る。17:30 ParK500着、車を預かってもらい、マイクロバスで成田空港第2ターミナルへ送ってもらう。10分ほどで到着、18:40集合なので早過ぎる。ロビーにあるスターバックスでアイスコーヒーを飲んで時間を潰す。添乗員はO嬢、36名のツアーメンバーの中には女性グループが多い。出国審査を終え免税店で娘に頼まれた化粧品を買う。20:15 QF22便・シドニー行きに搭乗、割と空席が目立つ。そのお陰で3人掛け座席を2人で使うことが出来ゆったり、個人端末も付いている。22:00夜食が出るが美味ならず。(続く)

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帰国(オークランド→成田)

2004年4月20日(火) 5:30部屋の外へSCを出す。パック旅行も進化して便利になったものである。6:00バスで空港へ。出国検査と手荷物検査を終えて、DFSの購入品をカウンターで受け取る。免税店でNZ産チーズを購入し予定の買い物を全て完了する。8:05搭乗開始、NZ099便は日本人で殆ど満席、しかも皆中高年者ばかりである。日本が如何に高齢者天国であるかが分かる。時計を3時間遅らせ日本時刻に合せる。9:50(日本時間6:50)朝食が出る。焼きうどんを注文し、Stein Lagerの缶ビールを飲む。旅のアンケート用紙に記入するうち、機は多島海上空にさしかかる。ソロモン諸島であれば間もなく赤道を通過する。映画「DUPLEX」を観る。アイスクリームのサービスに続きティーサービスがある。ニュージーランド航空は何かとサービスが良い。生憎今日は気流が悪く何度も大きく揺れる。窓の外を眺めると遥か下に虹が懸かっている。現在日本時間14:00、あと2時間ほどで成田に着陸である。(完)

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ワイトモ鍾乳洞の土ボタル

2004年4月19日(月) 6:00モーニングコールで起床、今日が観光の最終日である。7:00朝食、テーブルが狭く早々に席を立つ。501 食後の腹ごなしにロトルア湖畔を散策すると、あちこちから水蒸気が上がり岸辺は泥湯の様相を呈しているる。8:00バスでワイトモへ向う。旅も終盤にさしかかり皆さすがにお疲れモード、車中ぐっすり眠る人が多い。10:00ワイトモ鍾乳洞到着、入洞料は大人25NZドル。土ボタルの幼虫は、洞窟天井からゼラチン質のひも状粘液を何本も吊り下げる。それで成虫を絡め捕り共食いするという。船に乗って地底湖を進むと、洞窟の天井一面に天の川のように土ボタルが光る。ホタルのように明滅する明かりではなく光りっぱなし、それでも実に幻想的であり、世界七不思議のひとつとされるのも肯ける。明るさはヒカリゴケの比ではない。蛍と同じくルシフェリン・ルシフェラーゼ反応によって発光しているらしい。ワイトモ鍾乳洞見物を終え、そこから程近い牧場のレストラン(Roselannd Restaurant)で昼食をとる。メニューは、牛肉ステーキ、白身魚のホイル包み焼き、手造りクッキー、洋ナシ、キウイフルーツなど、全てが美味でつい食べ過ぎる。日本から移入したというサクラの樹が枝を広げ緑陰を作る。ヤマボウシの実は鈴なり、503 アジサイ、コスモス、テッセンなども咲いており、まるで箱根辺りのレストランにでもいるような錯覚を催す。12:30いよいよオークランドへ向け出発、途中2箇所で休憩する。ワイカト河畔にNZでは珍しい火力発電所が建っている。附近がコークスの産地らしい。それにしても今日だけで385㎞のロングドライブ、この旅行中の総走行距離は2,100㎞にものぼる。オークランドの街に入ると初めて渋滞に出遭う。16:20 Mt.Edenに登る。360度の展望所からは、13年前に出張で来た際に登ったOne Tree Hillも見える。どちらも死火山の火口丘である。504 オークランドの街が2つの入り江に沿って広がる。スカイタワーが聳える中心部の高層ビル群やタスマン海などを心ゆくまで眺める。その後、DFS、大橋巨泉のOKギフトショップ、AOTEAの土産物屋3箇所を巡る。翡翠製キウイの置物、キウイフルーツジャム、バターなどを購入し、NZドルを使い切る。夕食は大黒屋の海鮮鉄板焼き、メニューは太刀魚、イカ、ムール貝の焼き物、それにご飯と味噌汁と冷奴とお新香が付く。やはり日本食はヘルシーで美味い。19:45スカイタワー隣のスカイ・シティホテルに入る。眺めは良くないが高級である。風呂に入ってさっぱりしてから二人分の出国カードを書く。明朝は5:00起き、再び11時間かけて日本へ帰る。(続く) 

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クライストチャーチ市内散策・ロトルア観光

2004年4月18日(日) 6:20モーニングコールで目覚める。部屋の外へ荷物を出してロビーに集合、トラム(路面電車)で市内を3周しながら車内で朝食をとる。401 現在は観光客相手の電車であるが、1905年から54年までは市民の足として営業運転していたとのこと、その後一旦休止していたが、1995年から再開したものである。トラムから降りてエイボン川の河畔を自由散策、市街地を流れる川とは思えない清らかな流れに、鴨やカモメが遊ぶ。プラタナス、マロニエ、枝垂れ柳の大樹が緑陰を作り散策するにはもってこいの場所である。広島・長崎原爆慰霊の記念樹やイチョウ、カシワ、サクラなど馴染みの樹木もある。カエデのような掌葉で青リンゴを思わせる小粒の実を多量につけている木がある。何の木か、402 日本と同緯度といっても南半球の樹種はかなり異なる。聞けばNZ原産の落葉樹は12種あり、そのうちのひとつのミルシャは樹皮が赤褐色で花が赤紫、日本にも輸出されており鉢植えで人気があるらしい。「追憶の橋」、「キャプテン・スコット像」、「ビクトリア広場」、「大聖堂」などの名所を巡り写真に収める。9:45ホテルからバスで空港へ向う。10:05空港着、11:25 NZ636便に乗り込む。B737型機、300人乗りの機内は殆ど日本人で満席、飛行中の視界は良好でウェリントンの街並や北島の山並が良く見える。上空から眺めるNZの景色は、島国の山国で日本とそっくりである。12:42ロトルア空港着陸、 北島は暖かく陽の光が一段と強い。迎えのバスに乗り込み、ロトルア在住の日本人女性(現地ガイド)の案内で405昼食会場へ向う。ロトルアは温泉が縁で大分市と姉妹都市、マオリの血を引く人が住民の90%を超える。それでも白人との混血が進み、もはや純粋のマオリ人はいないとのことである。ノンコタハ(ひょうたん)山へゴンドラで上がり、レストラン・スカイラインで昼食をとる。好天の日曜日とあって地元の家族連れに日本人、韓国人、中国人の観光客が入り乱れ大混雑。メニューは豪州産コシヒカリのご飯に味噌汁、豚カツに白身魚のフライ、キャベツとキュウリの浅漬けなど、結構味が良い。展望台からロトルアの 町並とロトルア湖を眺める。NZの景色はどこもかしこも絵になり写真になる。その後、ファカレワレア地熱地帯を601見物に行く。30mもの高さに噴きあがる間欠泉ポフツ・ガイザーや熱泥地獄(Mud Pools)を見物し、マオリ美術工芸学校を見学する。辺り一面に硫黄の匂いが立ち込め鼻をつく。次いでレインボー・ファームに移動し、羊の毛刈り実演と牧羊犬のショーを見物する。羊の値段は一頭3,000円から10,000円だそうで意外に安い。毛刈りの労賃も一頭1NZドルと低賃金、実際の牧場では一日300頭もこなさなければならないらしく実に重労働である。 最後に、隣接するレインボー・スプリングスへ行く。そこは鱒類の養殖場とのことであったが、内実はNZ産の鳥類園である。406エミュー、カカ、キーア、キウイ、タケオ、白頭鴨などが飼育展示されている。今日はあちこち引っ張りまわされ熟年組にはハード、少しずつメンバーから不満が洩れ始める。17:40ようやく今宵の宿レーク・プラザホテルに入る。ロトルア温泉ポリネシア・スパの直ぐ近くとあって硫黄臭がぷんぷんする。ポリネシア・スパの入湯料金は30NZドルとやや高め、水着を4ドルで貸してくれる。施設は日本の岩風呂風にこしらえてあるとのこと、楽しみにしてきたメンバーも多い。夕食はマオリの伝統料理「ハンギ」、カボチャ、ジャガイモ、ラム肉、鶏肉などが蒸し焼きで供される。どれもベタベタして食感・風味ともいまいち、中で一番美味しかったのは鹿肉ステーキで、これはしっかり味付けがしてある。マオリダンスを賑やかに見学して21:00ようやくお開きになる。(続く)

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再びクライストチャーチへ(移動日)

2004年4月17日(土) 6:00起床、パークロイヤルホテルは隣室の話し声が筒抜け、安普請である。7:00部屋の外へ荷物を出し朝食へ行く。301 昨日の朝と全く同じ料理が並ぶ。8:00バスに乗り込み出発、今日も大移動である。8:25嘗てゴールドラッシュに湧いた町、アロータウンに着く。150年前の町並が保存されていることにも感心するが、それよりも周辺の山の黄葉が素晴らしい。晩秋の冷涼な大気が充ち、東北の秋に似る。9:00バンジージャンプ発祥の地というカワラウ(KAWARAU)橋の袂に着き、若いカップルが43mのダイブに挑戦するのを見物する。ひとり125NZドルも払って勇敢なものである。10:00クロムウェル、往きと同じ果物屋でトイレ休憩、ドラゴンフルーツは当地ではKIWANOと呼ばれている。バスは更に走る。河畔林を形成し302 ているのは柳であるが、その黄葉もまた美しい。羊が放牧されている山は全山草山であり、羊が食べない棘の木と谷地坊主のようなボサが点々と残る。一見穏やかな風景であるが、樹木が多い日本の山に比べれば貧弱で荒涼としている。針葉樹はニュージーランド松にトウヒの一種、それにカラマツである。時々平坦な造林地が現れる。山植えの日本からみると天国、楽ちんでコストも安い。オマラマの町から3㎞ほど離れたチェイン・ヒルにある牧場で昼食をとる。125エーカー(約15万坪)の広大な牧場であるが、牧畜専業では経営が苦しいとのことで、今では観光牧場の方がメインである。牧羊犬に羊を追わせるショーがあり、土産品まで売っている。牧舎の居間を食堂に改造し、夫婦と息子夫婦の4人でバスツアーの客に食事を提供する。焙り牛肉、ジャガバタ、ソーセージ、サラダ、アイスクリーム(有名なポーキーポーキー製)にコーヒーのフルコース、味はまずまず、満腹になる。庭先にハハコグサとマツムシソウが咲いている。 日本人ツアー客向けの演出かもしれぬ。14:30ティカポに着くまでぐっすり眠304る。16:00ジェラルディンでもトイレ休憩、公衆トイレも含めてトイレが清潔なので気持ちが良い。街中にもごみひとつ見当たらず、これには感心する。それでも日本と同じく壁へのスプレーペイントによるいたずら書きはある。今日はクライストチャーチへ移動するだけなので観光は中だるみ、これといった目玉がない。18:20市中心部の大聖堂広場近くに建つリッジスホテルに到着、909号室に入る。クライストチャーチは地価が高いのか、部屋は狭くベッドも子供用かと思うほど小さい。ホテルのレストランでオーガニック・ディナーと謳う夕食をとる。確かに野菜は新鮮で美味しいが、鶏肉はパサパサ、他の料理も余り感心しない。食後家人とDFSへ買い物に行く。幸運を呼ぶというマオリのペンダント(Green Stone製)やチョコレートなどを土産に買う。0:00就寝、連日の午前さまである。(続く)

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フィヨルドランド国立公園

2004年4月16日(金) 5:30のモーニングコールで起きる。睡眠時間3時間は辛い。それと昨日虫に刺された箇所が腫れ上がり痒い。2056:00朝食、ミルフォード・サウンド観光に出るグループが一斉に食堂に押しかけ、大行列が出来る。7:00バスで出発、小雨が降っており未だ薄暗い。 クィーンズタウンはスキーリゾートとして世界的に有名で、シーズンは6月から10月上旬とのこと。市内の戸建て住宅は1,500~6,000万円ほどで買えるが、対岸の北斜面にある高級住宅地の別荘は数億円もするらしい。バスはリマーカブル山脈を左に見て、ワカティプ湖畔を延々と南に進む。ワカティプ湖はNZで三番目に大きい湖、やはり氷河湖であり、長さ80㎞、幅5㎞、平均水深は300mとのことである。8:30モスバーンの町に入る。人口500人ほどの小さな町で、鹿の解体を生業にしているらしい。近年、羊の飼養頭数は激減しており、10年前の9,000万頭が今では4,500万頭(西暦2000年時点)にすぎない。原因は、イギリスがEUに加盟してスペインから羊毛を輸入するようになり、NZからの輸出が減少したためである。やむなく鹿の飼養に切り替えて、現在200~300万頭まで増えつつあるとのこと、鹿角は漢方薬の原料として中国や韓国に高値で売れるし、肉はドイツを始め欧州各国へ結構な値段で売れる。203 皮も皮革製品に利用できるとあって、あと10年も経てばNZのイメージは嘗ての羊の国から 鹿の国になるやもしれぬ。それはともかく、モスバーンは今回の旅では最南端の地、南島の先端にも近い。そこから94号線に入ると道は北上する。ティアナウで休憩、2002年12月に皇太子殿下ご夫妻がNZを訪れた時は、この町のホテルに宿泊されている。因みにティアナウ湖は二番目に大きい湖である。更に北上するとフィヨルドランド国立公園に入る。NZ固有の常緑樹、南極ブナ(BEECH TREE)の大原生林が一面に広がる。葉の形は日本のブナに似ているがずっと小さい。樹皮は苔に覆われ、老木の幹はヒノキかマツのように赤茶ける。日本のブナのような新緑、黄葉の204 情趣はなさそうである。NZにある14のフィヨルドのうち、車で行けるのはミルフォードサウンドのみとのこと。10:15エグリントン平原で写真タイム、大平原が一面草紅葉に染まる様は圧巻である。10:30ミラー湖、対岸の山を湖面に映す小湖である。フィヨルドランドの年間降水量は7,500~8,000mm、一週間のうち少なくとも5日間は雨が降り、南半球で一番雨が多い地域だそうである。どうりで南極ブナの森が苔でびっしりと覆われ、巨大な木性シダが繁茂している訳である。山肌に懸かる条痕は木雪崩(Tree Avalanches)の痕というが、土石流の名残でもあろうか。11:10デバイド 峠にさしかかる。標高534mは、サザンアルプスを越え207る峠の中で一番低い。峠の断崖絶壁には、雨が降ると出現するカスケード(Cascade)と呼ばれる滝が幾本も懸かる。その眺めは、谷川連峰・仙ノ倉山北面の西ゼン・東ゼンの景色のようでもある。11:25モンキークリーク、ガイドさんの指示を受け皆で沢の水を飲みに行く。実に素直なものである。ホーマートンネルを抜けると道は一気に下る。12:05 CHASMの滝に寄る。いわゆる甌穴(Pot Fall)である。12:45ようやくミルフォード・サウンドビジターセンターに到着、和食弁当をもらって早速乗船する。船内で味噌汁 と緑茶が出て、お昼を食べながらの観光になる。はるばるとやって来たが、上空には厚く雲が垂れ込め、山の頂も稜線も見えない。迫力もなければ感動208もいまいち、その上船内にはサンドフライなるブヨまがいの毒虫が多く、それがしつこくまとわりつく。往復16㎞、所要1時間40分のクルーズに出航するや直ぐに、右手にボウエン滝が現れる。落差160mは那智や華厳の滝をも凌ぐ。もちろんミルフォード・サウンド随一である。左右の絶壁に滝が次々に現れる。これでもかこれでもかと現れ、やや食傷気味となる頃、船はタズマン海に出てUターンする。雲が切れて山々が姿を現す。オーパ!、さすがに雄大な景観である。14:50ビジターセンターに戻り、再びバスに乗って帰路に着く。16:35ティアナウの町で再び休憩、天候が回復し空に豪勢な虹が2本もかかる。19:20クィーンズタウンに帰着、そのまま湖景皇宮飲楼(レイクサイドパレス)なる中華料理店に直行し、夕食をとる。ホテルに戻って風呂に入ると0:00、直ぐにベッドにもぐりこむ。(続く)

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マウント・クック国立公園

2004年4月15日(木)  6:35起床、10時間以上眠る。朝のマウント・クックを拝み、ハイキングの支度をしてからゆっくり朝食をとる。日本人が多いため、納豆、味噌汁まである。窓の外を見ると、山を越えて雲が来る。24 天気は下り坂である。それにしても、この辺りの降水量は屋久島(4,000mm)を上回る6,000mmとのこと、70%は雨天というのに昨日、今日と誠に天候に恵まれる。8:30廊下へスーツケースを出し、ホッカー谷(HOOKER VALLEY)ハイキングに向う。ハイキング組は34名中23名、ホテルで準備した弁当をもらって迎えのバスに乗る。ガイドは日本人女性(来NZ5年目)と、エベレストにも登頂したことがある山岳プロガイドのフリンジ氏(ネパール人男性、来NZ4年目)の二人、8:50キャンプ場でバスを降り、二班に別れ片道2.5キロメートルのU字谷を遡る。砂礫の幅広い遊歩道が谷奥へ続いている。道の両側には棘の木(マタドーリ;Wild Irishmen)、NZのシンボルであるシダ、棘の葉(Wild Espania)、赤い実をつけたオンコそっくりの木、ラージマウンテンデージー、101 ツワブキのようなマウントクックリリー、ウスユキソウなどが現れる。いずれも花の時期は終わっている。全般に葉が細かくて肉厚の植物が多い。砂利と岩の土手であるモレーンの間を進み、10:25第二吊橋でフッカー川を渡った所で小休止、マウント・クックが正面に良く見える。マウント・クック登頂に挑む者は年間150名位、成功するのはそのうちの70名ほどらしく、素人では登れぬ山である。休んでいるうちに毒虫(サンドフライ?、ショウジョウバエのように小さい)に左右の腕の一箇所づつ刺される。ムヒを塗ったが相当痛痒い。一休みした後、そこから引き返す。これでは家族ハイキングのグレード、わざわざガイドを頼むまでもない。ちょうど上高地散策の趣きで、吊橋からマウント・クック(3,754m)やマウント・セフトン(Mt.Sefton:3,151m)を眺めるのは、201 河童橋から穂高連峰を眺める感じに似る。 ホッカー河は梓川に対比できる。但しサザンアルプスは河谷から2,000~3,000mの高さで一気に立ち上がっており、又氷河を何本も掛け下げている様は遥かに雄大である。河水も粘土や砂で乳濁しており、梓川より荒々しい。全体に荒涼とした風景である。11:40キャンプ場に戻り、休憩舎で昼食をとる。弁当の中味は、ハムサンド、マフィン、フルーツサラダにナッツバー、青リンゴ、ミネラルウォーターといったところ、ガイドさんが沸かすホットコーヒーが有り難い。5月中旬でこのハイキングも終り、シーズンオフに入るとのこと。ホテルへ戻って13:00出発、ロングドライブの再開である。窓外に見える山肌は裸で、棘の木の藪が点々と散らばる。草紅葉が始まり晩秋の風情、冬が駆け足でやってくる。時雨れてきてバスのフロントガラスに雨滴が当たる。268号線に入り Twizel の街を通過、14:00オマラマの街で休憩、リンギー峠(標高970m)を抜けてクロムウエルの街で再び休憩をとる。 そこは果物の産地で、Jones's Fruit Stallなる青果店は果物がめちゃくちゃ安い。箱売りや大袋売りで5~10NZドル位、但し林檎、梨、プラム、キウイなどいずれも小粒で硬そうである。野菜やドライフルーツ、ハチミツに松ぼっくり迄売る観光客相手の店である。その辺りの路傍はポプラ並木が続き、その黄葉はうっとりするほど美しい。ブドウ畑やワイナリーも点在する。16:40ワカティプ湖畔の町クィーンズタウンに入る。スイスのルツェルンに似た雰囲気の町である。湖の畔にある今宵の宿、パークロイヤルホテルにチェックインする。25529号室に荷物を置いて迎えのバスで夕食会場へ向う。場所は山頂レストラン、往復のゴンドラ代とディナー料金セットで59NZドルは安い。18:10から19:30までビュッフェ形式のディナー、地ビールのSpeight's Gold Medal Ale を飲む。NZのように穏やかな味である 。皿にてんこ盛りをしているのは皆日本人である。海産物が豊富で、小さな生牡蠣、ワタリガニ、鮭、ムール貝(グリーンマッスル)などが美味、 フェイジョーアなるNZ特産の青蜜柑色の果物は青梨と青林檎をミックスしたような味で珍しい(が、さほど美味しくはない)。アイスクリームとコーヒーで締めくくって満腹である。展望台からの夜景は街の灯りが足りず1万ドル位の価値か、小さな町である。20:10ホテルへ戻り、そのまま買物に出る。ラノリン入りスキンクリームなどを土産に買う。風呂に入ってさっぱりし、2日分の日記をつけると1:50の御前様、明朝(今朝)のモーニングコールは5:30、なかなかハードである。(続く)

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良き羊飼いの教会

2004年4月14日(水) 現地時間の8:13(日本時間5:13)クライストチャーチ国際空港に着陸、外気温は8℃だが好天で陽射しが強い。紫外線量は日本の7倍とか、これでは白色人種はたまらない。 迎えに来たのはVOLVOの大型バス、01国道1号線を淡々と走りカンタベリー平野を南下する。道路は勿論、平行して走る鉄道線路も何処までも真っ直ぐである。殆ど信号はなく制限速度は時速100㎞、まるで高速道路である。右手遠くにサザンアルプスの雪嶺が壁のように聳えている。車窓から見る樹木はポプラ、マツ、ユーカリなどである。松毬(まつかさ)の大きいものは子供の頭ほどもある。アッシュバートンの街で休憩をとり、ジェラルディンの町で昼食になる。ベーカリー・カフェに入り、スコーンとフライドポテト、それに黒スグリのジュースを注文すると10.5NZドル(1NZドル78円)也、物価は日本とほぼ同等である。その辺りから車窓に牧場が連続して現われる。今では羊だけでなく、牛、馬、鹿、ダチョウまで飼われている。なだらかな丘陵地帯に見渡す限り牧草地が広がり、長閑で単調で眠くなる。13:30氷河湖のひとつ、テカポ湖に到着、湖畔に建つ1953年建立の「良き羊飼いの教会」に立ち寄る。石造りの小さな教会で何の変哲もないが、 室内祭壇の窓から眺めるテカポ湖は、まるで額縁に入っている絵の如く見える。湖畔亭の売店を覗く。オポッサム(小型有袋類)の毛100%のセーターが売られており、380NZドルもする。毛玉ができることは絶対にないという高品質が売りである。03 沿道に紅い実をびっしりつけたナナカマドの木が多くなる。再び氷河湖のひとつ、プカキ湖にさしかかる。湖面の奥にマウント・クックの雄姿を望める。16:00ハーミテージホテル着、235号室に入る。部屋の窓から眺めるマウント・クックの景色が素晴らしい。上高地の大正池ホテルに泊まって穂高岳を眺める気分に近いものがある。早速写真撮影のため外へ出る。附近の標高は760mとさほど高くはないが、緯度が低いためか、陽が翳ると同時に冷え込んでくる。18:30からビュッフェ方式の夕食、特に珍しいものはないが、あばら骨付き羊肉や鮭のムニエルは美味。ハーミテージホテルの宿泊客の6割は日本人とのこと、NZの観光産業に貢献すること大であるが、オーバーユースが気に懸かる。徹夜明けの強行軍で疲れたので20:00頃ベッドにもぐりこむ。因みにHERMITAGEとは「隠居」の意味、なるほど納得である。(続く)

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森と湖の国 ニュージーランド漫遊8日間

2004年4月13日(火) 6:00起床、曇天。気温は平年並みに戻り昨日より8~10℃も下がるとのこと、今日から8日間のニュージーランド旅行に出る。13:20のバスで南柏駅へ行き、常磐線、成田線経由、15:45成田空港第2ターミナルビルに着く。ABCのカウンターでスーツケース(SC)を受け取り、ニュージーランド航空のカウンターに預ける。今回の旅行の参加者は34名、定員一杯である。メンバーはと見ると、超熟年揃いであり、しかも夫婦よりも女性グループの方が多い。日本の女性は皆元気である。添乗員のK嬢は年のころ30歳位か、ルックスはともかく博識で話術は巧みである。18:00搭乗開始、NZ090便は満席である。クライストチャーチまで9,387キロメートル、11時間のロングフライトが始まる。19:40早速夕食が出る。メインディッシュの牛肉は分厚く硬い。週刊誌を2冊読み、映画「Time Line」を観る。ワインとビールを飲んだのに一向に眠くならない。狭い座席で体の位置を色々に変えながら悶々と時間が過ぎるのを待つ。3:44(現地時間6:44)日の出とともに朝食が出る。(続く)

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