大貫良夫・稀有の会編「アンデス古代の探求」

Img20190725_13311040 2019年7月26日(金) 先月のペルー旅行の復習に、数日前から読み始めた「アンデス古代の探求 日本人研究者が行く最前線」(中央公論新社)を読了。本書を読むと、紀元前2000年頃のコトシュ遺跡(手の神殿の出土で有名)に始まり、ワカロマ、サリナール、カハマルカ、モチェ、ワリ、シカン、チムー、インカと、2500年の長きに亘りペルー各地に勃興し衰亡していったアンデス文明の一端に触れることが出来、未知へのロマンが掻き立てられます。現在、遺跡としてはマチュピチュが最も有名ですが、マチュピチュはペルー国内に沢山ある遺跡の一つにすぎません。中には、北のマチュピチュと呼ばれる「タンタリカ遺跡」(紀元後1350年~17世紀初頭)もあるそうで、もう一度ペルーに行って、各遺跡の出土品などじっくり観覧したくなりました。

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ペルー土産(4) ワイナピチュ登頂証明書

Img20190725_19464720_li お土産といえるかどうか、ワイナピチュ登頂証明書です。発行元は、ペルー環境省国立自然保護区マチュピチュ歴史地区マネージャーの Ada Castillo Ordinola氏、山頂までは行けなかった妻も貰いました。また、23日のナスカ地上観光では、地上絵遊覧飛行証明書もいただきました。

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ペルー土産(3) ショールと人形

26日、クスコのアルマス広場で集合時間待ちをしてベンチに座っていたところ、インディヘナの女性の物売りが何度も売りつけにやってくるので、とうとう根負けして、人形一体(3ドル)と、それから陽が落ちて冷え込んできたため、マチュピチュ絵柄のショール1枚(5ドル)を購入しました。
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ペルー土産(2) 岩塩とチョコレート

26日、クスコのアルマス広場から徒歩5分、日本人経営の小さな土産物店LUNAでトイレを借用したので、御礼も兼ねてニット編みの小袋入りアンデスの岩塩5個(1個2ドル、計10$)とマチュピチュ絵柄の板チョコ1枚(5$)を購入しました。(左側のチョコレートは、リマのスーパーVIVANDAで購入したもの)
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ペルー土産(1) ナスカ地上絵キーホルダー

P7030002 24日、クスコ行きの便を待つリマ空港内で購入しました。ナスカ地上絵キーホルダー、2個買うと1個おまけというので計3個。価格は69.9ソル(2400円、1個当たり800円)でした。

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ペルーのトイレ事情

今回のペルー旅行では、空港、鉄道駅、列車内、ホテル、レストラン、土産物店、博物館などのトイレを利用したが略ヨーロッパ並みの衛生水準、掃除が行き届いており、ペーパーも備えてある所が殆ど、次の一点を除けば問題ありません。それは、配水管が細く水量も不十分なため詰まり易く、使用済みのペーパーを便器に流すのは禁止、必ず傍の屑籠に捨てなければなりません。
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慣れないうちはどうも違和感がありますが、郷に入っては郷に従え、已むを得ません。写真の左はリマの昼食レストランPardos Chickenの男性用個室、右はオリャンタイタンボ駅の身障者用個室です。但し、クスコのインカ博物館のトイレは、世界遺産の街にしては、便座無し、ペーパーなしとちょっとお粗末でした。ペーパーなしの所もあるので、日本製のトイレットペーパーを2巻ほど持参した方が良いでしょう。

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ペルーで食した珍果

70年以上もの長い間生きて来たのに、まだ「初めて物語」はある。南米ペルーへの訪問それ自体が人生初でありましたが、ペルーで食べた果物4種類、すなわちグランディージャ、ルクマ、チェリモヤ、トゥナ(ウチワサボテンの実)もまた初物でありました。
グランディージャ(Grandilla:トケイソウ科トケイソウ属、パッションフルーツの仲間)は、22日、リマのミラフローレス地区にあるスーパーマーケットVIVANDAで1個20円で購入し、ホテルで2つ割りにして、カエルの卵のように見える中身をスプーンですくって食べましたが、大きなパッションフルーツといったところ、酸味はなく甘くてとろとろと美味しいものでした。
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ルクマ(Lucuma:アカテツ科オオミアカテツ属)は、22日のリマ歴史地区観光前の中食レストランPardos Chickenでデザートのアイスクリームとして供されました。最初は外観から単なるマンゴーかカボチャのアイス?と思って食べたのですが、特に個性ある際立った風味はなく、至極穏やかな普通の甘いアイスクリームでありました。
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チェリモヤ(Chirimoya:バンレイシ科バンレイシ属)は、24日のクスコの中食レストランLa Retamaでジュースを飲みました。バナナジュースに近いでしょうか、少し青臭い感じがありますが、ねっとりと濃厚でクリーミー、甘く結構な味でした。これまで食べた果物ではシャカトウ(バンレイシ)に似ているかもしれません。上述のスーパーVIVANDAでは1個130円くらい、クスコの街中でもワゴン売りしているのを見かけましたし、現地ではポピュラーな果物で、丸ごと購入して生で食べておればと残念です。
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トゥナ(Tuna:サボテン科ウチワサボテン亜科オプンティア属)は、マチュピチュ村の宿泊ホテルEL MAPIの25日の朝食にカットフルーツとして並んでいました。真っ赤な果肉に茶色の粒粒の種が見え、ドラゴンフルーツではないし、スイカでもないしで、恐る恐る口にしましたが、スイカとメロンをミックスしたような味で、瑞々しくさっぱりと美味しい果物でした。
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まあ、これだけでもペルーへ行った甲斐がありました。

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ペルー旅行で飲んだビール

今回のペルー旅行で飲んだビールは5種類6本でした。成田とロスアンゼルス間のANA便では勿論、往路復路ともキリンの一番搾り(缶)を飲みました。ロスからリマへ飛んだラタム航空LA2477便機内でクスケーニャ(CUSQUENA)の355ml缶を、リマのホテルのレストランでピルゼン(PILSEN CALLAO)の小瓶(310ml:660円)を、同じくリマのホテルの部屋で近所のスーパーマーケットで購入したINTI GOLDEN ALEの小瓶(300ml:300円)とHUARACINA PALE ALEの小瓶(330ml:300円)を飲みました。
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旅の後半のクスコやマチュピチュは標高が高く、高山病が心配なのでビールを飲むのは自重しました。ペルーのビールはドイツビールの流れをくむとの事、そのため水・大麦麦芽・ホップ・酵母だけで作られる麦芽100%ビールです。クスコの地ビールCUSQUENA DORADAはアルコール分5%、個人的嗜好(以下評価)は☆☆★、製造元はクスコ市のCerveza Cusquena(Cusco Brewery)、1908年創業の会社ですが、今はペルー最大のビール会社、リマ市のBackus and Johnston Breweryの傘下にあるようです。PILSEN CALLAOはアルコール分5%、評価は☆☆、製造元はリマ市のBackus and Johnston Brewery、1879年創業の会社です。
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INTI GOLDEN ALEはアルコール分5.0%、評価は☆☆、製造元はワラス市にあるCERVECERIA SIERRA ANDINA SAC、HUARACINA PALE ALEはアルコール分6.5%、評価は☆☆★、製造元は同じくSIERRA ANDINA社です。ペルーのビールはホップの使用量が少ないのか全般に苦味が弱く、だれた感じがします。

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マチュピチュから成田へ大返し(帰国)

2019年6月26日(水) 5:15起床、今日は早くも帰国日、リュックサックに無理矢理荷物を詰め込む。今朝もお腹が緩く下痢2回、今日は移動が長く、これにはほとほと弱りました。何はともあれ、髭を剃り日焼け止めを塗って食堂へ。6:15-6:40朝食、食べなければ出るものも出ない道理で、自分はコーヒー1杯だけにする。マチュピチュからオリャンタイタンボ、オリャンタイタンボからクスコ、クスコからリマと道中が長く、下痢腹では持ちそうもない。が、コーヒー一杯というのも侘しいので、カステラ1切れ、リンゴ1切れ、洋梨1切れ、黄桃1切れも恐る恐る口にする。食後、下痢止めのトメダインコーワフィルム(興和株式會社製)を服用、やれやれ。8:00チェックアウト、2日間お世話になったホテルEL MAPIを後にし、長い長い帰国の途へ。大荷物は往きと同じくホテルから駅までポーター任せ、5分ほどでマチュピチュ駅に着き、駅舎に入って8:30の乗車を待つ。朝は冷える。片道44ドルのチケットを受け取ると、座席はB号車の5番と6番。昨日のワイナピチュ登山とマチュピチュ遺跡観光、迷惑をかけたお詫びとお世話になった御礼に、妻からNさんに寸志を渡す。
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8:30列車は静かに発車。今日のクスコのアルマス広場でのフリータイムに、クスコ名物「クイ(天竺ネズミ科)の丸焼き」を食べに行きたい人があれば、今からNさんがレストランに予約を入れてくれるとのこと、冥途の土産にチャレンジしてみたかったが、この腹具合では如何ともし難い。8:50コーヒーとお菓子(ナッツ&レーズン)のワゴンサービス、コーヒーが零れそうになるくらい列車はよく揺れる。横揺れカクカク、縦揺れゴンゴン。右手にウルバンバ川が流れる谷を見ながら進むうち、対岸(左岸)にハイカーの隊列が見えてくる。左岸に昔のインカ道が延びており、ハイカーは遭難対策に義務付けられている赤や黄の派手なウエアを着用している。トレッキングコースは、マチュピチュ遺跡の入り口のインティプンクまで宿泊なしの1日コース、2泊3日コース、あるいは3泊4日コースなど色々選べる由。9:45チルカ村近郊のインカトレイルの出発点(ピスカクチュ?)通過、ハイカーが続々出発していく。沿線にユーカリの木が多い。赤い花の咲く花木、ウチワサボテンの群生も目立つ。10:10オリャンタイタンボ駅到着、早速駅舎の清潔なトイレ拝借、個室が沢山あって安心、まだまだゆるい。10:30バス駐車場まで歩き、迎えのバスに乗り込む。26席の中型バスは新しく快適、1人2席でゆったり。赤い袋を棒の先に被せ、門口に斜めに立てている家はチチャ(トウモロコシで作った低アルコール飲料)を売る店、日本なら酒林といったところ。
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10:50屏風岩か衝立岩のような岩壁が聳える崖下で写真ストップ。岩壁にはヴィア・フェラータ(Via ferrata:ワイヤーや梯子などの固定設備を備えた登攀コース)が設けられており、それを利してこの崖を上りきると、崖の上部にへばりついた空中カプセルホテル(宿泊棟3棟と食堂が1棟)に到達する。空中カプセルホテルの正式名称はスカイロッジ・アドベンチャー・スイート、一泊5万円もするそうな。帰りはロープを滑車で滑り降りるジップラインの冒険も楽しめるらしく、実際に滑空している人が見える。9歳以上ならOKで家族でも楽しめると云うので、スケールの大きいフィールドアスレチックのようなもの。11:55海抜3762mの峠の町チンチェーロ(Chinchero)を通過、そこからクスコへ下っていく。バスの座席は前から3列目、今日は左程揺れを感じない。12:35クスコの街の小さな教会前(海抜3460m)で下車、盆地に広がるクスコの街並みを眺めながら中心部へ下っていく。クスコの街に公衆トイレは一か所もないとのこと、ひえ~困ります、勘弁してよ。
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13:00アルマス広場に近い街中のLUNAという小さな土産物店に着きトイレ拝借、Nさんの知り合いで日本人経営のお店だけに男女1つづつの個室は清掃が行き届き清潔、まだお腹が緩く大助かり。17時半再集合までのフリータイムの間、何回使用してもOKとのこと、安心しました。13:20アルマス広場で解散、クイの丸焼きを食べに行った人は結局6名、私以外にもお腹を壊した女性が居り、トメダインコーワフィルムを進呈。どこへ行く当てもなく広場のベンチにへたり込み暫し休憩、息苦しい。リポビタンゴールドを飲む。日差しは強烈だが、風が涼しい。少し回復してきたので、広場に面した両替屋Western Unionで10ドルを現地通貨に両替(→32.5ソル)、インカ博物館見学へ。カテドラルの左側の坂道を上がって辿り着くのも一杯いっぱい、一人10ソル(350円)の入場券を購入しベンチで一休み、広い石畳の中庭でインディヘナの女性が機織りをしている。
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14:25~15:45の間、インカ博物館を観覧。一階の第一室がプレインカ時代の出土品、第二室はペルー南部高地QOLLASUYO地方にある遺跡からの出土品が展示されている。第一室から見学開始、土器使用以前の石鏃の展示に始まり、時代の古い順に、ペルー北高地南部のチャビン文化(BC1500)、南海岸のナスカ文化(BC400)、北海岸のモチェ文化(BC100)、中央海岸南部のチャンカイ文化(AD800)、中央海岸北部のチムー文化(AD1100)の出土品が並ぶ。中ではアンデス文明独特の鐙(あぶみ)型土器が目立つ。
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第二室では、プカラ遺跡(BC400)、ティワナク文化(AD500)、ワリ文化(AD750)、Qollao遺跡の出土品を見学。その後、博物館の清潔とは言えないトイレを拝借してから二階の展示室も見学。入り口で入場券の再チェックがある。二階には、インカ時代の人々の暮らしを表す各種ジオラマが展示され、他に歴代インカ皇帝の肖像画が架かる部屋、石斧、石刃、土器などを展示する部屋などがある。残念ながら全て撮影禁止。16:00 LUNAへ行って又お手洗い拝借、何も食べていないので出るものもないけれど。何度もトイレを借りて申し訳ないので、アンデスの岩塩や板チョコを買う。16:30アルマス広場に戻り集合時刻まで1時間待ち。ベンチに座っているとインディヘナの男性と女性、しかも同じ人物が5分おきに物売りにやってくる。根負けしたのと、黄昏時で風が冷たく寒くなってきたのとで、ショール1枚と序に人形を1体購入。17:30全員集合、24日と同じくソル通りを歩いてバスの発着場所へ。17:50バスに乗り込み、18:10クスコ空港到着、スーツケース(SC)を3日ぶりに受け取り、空港ビル内の右端のスペースで荷物整理、リュックの中身をSCに移し入れる。19:00ラタム空港カウンターにチェックイン、SCを預け、お世話になった現地ガイドN嬢とお別れ、手荷物の安全検査を受ける。抜けた所で又トイレ、17時頃下痢止めの2服目を飲んだのに効き目なし。もう朝から7回目?、どうにもお腹が落ち着かない。20:40 リマ行きLA2068便に搭乗、18B/C席に座る。A320-200型機はほぼ満席、21:15離陸。機内圧はリマに合わせ?海抜0mに調整されており、酸素濃度の濃さを感じる代わり耳の奥が痛い。22:15リマ国際空港着陸、23:45再集合までフードコートの前で一旦解散、トイレに行ってからマフィンと梅干を食べ歯磨きする。

2019年6月27日(木)/28日(金) 国際線乗り継ぎの手荷物検査、出国審査をクリアし、0:00搭乗エリアに入り椅子に座って待機。真夜中なのにリマ国際空港は24時間空港とのことで人が多い。搭乗時間が近付いてきたので念のためトイレ(九回目?あるいは十回目?)。1:25 LA2476便搭乗、機種はB767-300、2-3-2席並び、37F/H席に座る。ほぼ満席。2:15離陸、3:00の夕食はコカコーラのみもらう。6:30機内で初トイレ、まだ水便。あと4時間、うとうと。8:20機内2度目の手洗い、まだ駄目。9:15朝食、ピーチジュースのみもらう。
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10:35無事ロスアンゼルス空港に着陸(→現地時間8:35)、マチュピチュを出てから此処まで既に26時間経過。往きと同じ米国式入国検査、発券された顔写真入り入国許可証を持って一旦入国し、ターンテーブルでSCを受け取る。そして又お手洗いへ。便座シート付で、やっと便器内にペーパーを流せるトイレに出逢い一安心、それでも習慣とは恐ろしく、思わずペーパーを捨てる屑籠を探してしまう。まだゆるゆる、水様、どこまで続くぬかるみぞ。全日空のカウンターにチェックイン、マイレージカードを提示しSCを預ける。通路側は確保できなかったが、前に座席がなく出入りし易い24A/B席を用意してもらう、有難い。搭乗口159に着いて、トイレで髭を剃り洗顔、歯も磨く。12:00成田行きANA175便に搭乗、機種はB777-300、3-4-3席並び、ほぼ満席。うとうとするうちいつの間にか離陸(多分12:40頃)、飲み物サービスではキリンの一番搾りをもらう。何も食べていないせいか、一口飲んだだけで猛烈に酔いが回る。13:30腕時計を日本時間に戻す(→6月28日5:30)。5:45朝食サービス、うどん、野菜サラダ、キンピラゴボウ、卵焼きを食べてみる。
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デザートはハーゲンダッツのバニラアイス、食後のコーヒーももらう。ビジネスクラス用の新聞棚から抜き取った日経新聞の27日朝刊を読む終えると7:15、あと8時間。8:00 ANA便に搭乗して初の手洗い、未だゆるいけれど少し落ち着きつつある予感。リクライニングシートを倒し、脚を伸ばして前の壁にもたせかけると、まるでビジネスクラス並み、満席なのに此の座席を取ってくれたANAカウンターの女性スタッフに改めて感謝。10:35日付変更線を越える。あと3800㎞、もう5時間。オーディオサービスで、さだまさしのアルバム「新自分風土記からの抜粋」曲を聴く。特に「風に立つライオン」を何回も繰り返し・・、これでは隠れさだファンであることがバレてしまう。13:10中食サービス、メキシカンライス、ヨーグルト、カットフルーツと軽めだが、何も口にせず温かい緑茶を一杯もらう。まだお腹の具合がよろしくない。15:30漸く成田空港安着、マチュピチュのホテルを出発してからすでに41時間、南米は遠いね。添乗員のAさんにアンケートを渡し、お礼を述べて別れ、SCを受け取り空港線と成田線と千代田線で帰る。18:30 やっと、漸く、無事、帰宅。(完)

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世界遺産「マチュ・ピチュ」

2019年6月25日(火) ワイナピチュ登頂を無事果たし、一旦遺跡からゲート外へ出て、入り口傍に建つホテル、ベルモンド・サンクチュアリ・ロッジのレストランTINKUY Buffet に入り昼食(11:45-12:50)。フォルクローレの生演奏を聴きながら、ビュッフェ方式で牛肉と野菜の煮込み、炒飯、パンとバター、サラダ、カットフルーツを取って食べ、フリードリンクのコカコーラやコーヒーを飲む。
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13:00、「13:00」と名前とパスポート番号が書かれた個人入場券を提示して再び遺跡内に入場、午前中より日差しは強烈。現地ガイドN嬢の先導で、先ずは遺跡全体を俯瞰するため、インカ道の上の見張り小屋が建つ広場へ上がる。標高差にして80m位のジグザグの上りだが、妻の体調は完全回復とはいかず、皆についていけずに最後尾、青い顔をして辛そうである。インカ道を渡り、リャマの遊ぶ広場を越え、14:10ようやく生け贄の石が置かれた広場(標高2540m)に上がる。
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広場の先端に見張り小屋が建ち、其処からの遺跡の眺めは絶景、良く見るマチュピチュ遺跡の全景である。最近の研究成果に拠ると、マチュピチュの建設はパチャクティ皇帝時代の1440年頃に始まり、1532年スペイン人に征服されるまでの70年間使われた宗教都市で、居住人口は最大でも750人程度の由。
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マチュピチュは太陽神を祀る祭祀センターで、貴族階級の神官と、神にささげる供物や生活の糧の農作物を作る階級の人々のみが暮らしていた町なのか?。それとも王族や貴族が事あるごとに(例えば避寒地、冬の都、別荘などとして)都のクスコから115km歩いてマチュピチュまで往来したということか?(現在でも、オリャンタイタンボの先、ピスカクチュ(Piskakuchu)を起点、マチュピチュ遺跡を終点とする全長43km、3泊4日のインカ道トレッキングツアーが行われているが、途中で海抜4234mのワルミワニュスカ峠や海抜3975mのルンクラカイ峠を越えねばならず、相当厳しい道のようである)。飛脚ならともかく、足弱の王侯貴族が歩ける道とは思えず、前者の可能性が高いと思うけれど、アンデス文明は文字を持たなかった故に今となっては分からない。
見張り小屋から東南斜面に広がる40段もあると云う段々畑を見下ろしながら下っていく。段々畑ではトウモロコシやジャガイモ、コカ、キヌア、豆類が栽培されていたらしい。14:35市街地への入り口「太陽の門」(標高2510m)、其処をくぐった先で唯一の曲面の石積みを持つ「太陽の神殿」を見下ろす。
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太陽の神殿の向こう側(東面)、谷を挟んで聳える山は聖峰プトゥクシ、4日前の冬至の日にはプトゥクシの上から朝陽が太陽の神殿の台形の窓を通して差し込み、神殿内部の岩を照らし出したとのこと。次は12月24日の夏至の日に同じことが起きるらしい。冬至と夏至の日を測る天文台のような施設か?。そこから石切り場へ向かう途中、岩の上にチンチラを見る。チンチラ科チンチラ属のアンデス固有の齧歯類で体長25㎝、一見すると黒っぽいリスの様であるが、なんでも一匹300万円もするとか、本当?。14:50「石切り場」(標高2490m)、これらの石はどこから?、マチュピチュ山から切り出し、斜面を転がり落したものか?。
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その先にコカの木(コカノキ科コカ属の常緑低木)が1本だけ植えてある。茶の木位の高さの小灌木である。15:10「三つ窓の神殿」(標高2550m)、東側の壁に台形の窓三か所が設けられ、やはりプトゥクシ山の方に開いている。広場に面し三つ窓の神殿に隣接する石積みの美しい建物は「主神殿」、地盤沈下で惜しくも一部が崩れかけているが、壁に多くの龕(がん)が認められる。そこから大広場の脇を通り、ワイナピチュ登山口に鎮座する聖なる石「ROCA SAGRADA」(標高3485m)まで案内してもらうと遺跡見学は終了、皆に助けられて何とか妻も歩き切る。
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「王女の宮殿」、「水汲み場」、「コンドルの神殿」、遺跡最高点の「インティワタナ」(太陽をつなぎとめるもの、一種の日時計?)は見学できず残念であったが、Nさんが妻の体調に配慮し故意にカットしてくれたのかもしれず、そうだとしたら同行の皆さんには申し訳ない。15:45ゲートを出てバス待ちの列に並ぶ。長蛇の列だがシャトルバスは次々にやってくる。16:00バスに乗車、16:30にはホテルに戻る。ヨロヨロになって部屋に入りシャワーを浴びてさっぱり、腰にサロンパスを2枚貼る。今日はワイナピチュ登山、マチュピチュ遺跡見学で石段や石畳の道ばかり歩いたので足腰がガタガタ、特に腰が痛む。妻も日本とは昼夜逆転の時差と連日の早朝起床による睡眠不足、それと空気の希薄な高地観光、アクロバティックな遊覧飛行、悪路の長時間バス乗車、揺れる振動列車などで体調は最悪、まあ主には高山病なのであろう。もっと若いときに来ないとペルー旅行はきつい。
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夕食は今日もホテルのレストラン、19:00-20:00、サニーレタスの馬並みに盛られたサラダ、牛肉料理、ポテトフライ、ご飯、チョコレートケーキを食べ、添乗員Aさん奢りのインカコーラを飲む。夕食後、バーへ行ってウエルカムドリンク券を使い、ピスコサワーとレモネードも飲む。部屋に戻ると20:40、足腰ガクガク、胃腸も疲れたのか急にお腹が痛くなりトイレ2回、下痢気味、これは明日辛くなりそう。(続く)

 

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