ワイナピチュ(WAYNAPICCHU)登山

6月25日(火) 3:30起床。毎日こんな時間に起きている。「自己責任でワイナピチュに登山します」と云う誓約書に署名し添乗員のAさんに提出、過去には転落死亡事故も起きているらしい。ホテルのレストランは4時から開いており、4:10~4:50朝食、ハム、ソーセージ、カステラ、ポテトフライ、トマト、オリーブの実、カットフルーツ(ウチワサボテンの実、スイカ、パイナップル、メロン)、丸ごとの果物(黄桃、食用ホオズキ、ブドウ、ミカン、洋梨、リンゴ)を食べ、薄いジュースとぬるいコーヒーを飲む。腹八分目、行動食なので少しづつ。部屋に戻り、髭を剃り、日焼け止めを塗って、更に皮膚の露出部に虫除けスプレーを入念に噴霧、冬季はブヨが湧くとのこと。現地で虫除けを噴霧すれば済むのだが、山に棲む蝶などへの配慮らしい。出発前に梅干し1個を食べ、リポビタンゴールドも1本飲む。6:00ロビーに集合し即出発、歩いて5分のシャトルバス乗り場へ。アグアス・カリエンテス川沿い、橋の畔のバス乗り場に着き、「7:00」と書かれた看板の前に並ぶ。すでに長蛇の列、あちこちから鶏の時を告げる声が挙がる。現地ガイドのN嬢はバスの乗車整理係と懇意と見え、秘かにチップを渡すとみるや、先に並んでいた観光客をごぼう抜き、ずうっと前へ案内され、6:35乗車。先ほどホテルで渡された名前とパスポート番号が記載されている往復チケット(24ドル)を提示し、係員にスタンプを押してもらう。30人乗り位の中型バスは、右下にウルバンバ川の渓谷を見下ろしながら未舗装の林道をじぐざぐに上っていく。先発したバスが次々に下りてくる。7:00マチュピチュ遺跡入り口(標高2460m)到着。
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先ず入り口の有料トイレ(2ソル=70円)で用を足す。遺跡の中にはトイレがないとのこと、これから行動時間が3、4時間あるというのに厳しいね。名前とパスポート番号入りの「07:00」入場券(入場料は200ソル=7,000円、遺跡入場料152ソル+ワイナピチュ入山料48ソル、但し、ペルー人は半額)とパスポートを提示し遺跡内に入場、遺跡の西端にあるワイナピチュ登山口までほぼ平坦な一方通行の道を行く。マチュピチュ遺跡の背後に大きく聳えるワイナピチュが次第に近づいてくる。傾斜はかなり急、あの山頂まで本当に登れるのか。好天、寒くはない。雨具の上衣、チョッキ、登山シャツでちょうど良い。
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7:40登山口の管理小屋(標高2460m)に着いて、先ほどの入場券を提示し、登山者ノート(2冊あり)の1冊に名前と年齢、国籍、入場時刻などを記入する。妻は100番、自分は121番と、登山者ノートの入山順と同じ番号を記入された入場券が戻ってくる。記帳された同行のツアーメンバーの年齢を覗くと、何と自分が最高齢!、外見風貌から推察するに数人は確実に自分より年嵩と踏んでいたのに「マジですか?!」、それはともかく、現在のワイナピチュ登山は入山者数が厳しく制限されており、1日の合計が400人、第一グループは7:00-8:00の入場で200人、第二グループは10:00-11:00の入場で200人とのこと。管理小屋入り口の案内板に拠ると、ワイナピチュ(標高2682m)登山の所要時間はピストン往復2時間、周回コース4時間とあり、又、手前のHuchuypicchu山(標高2496m)往復のみなら45分。N嬢が先頭、A氏が後詰の体制で登山道に入り、アップダウンのある山道を歩き始める。と、Huchuypicchu山への分岐を過ぎたところで妻はギブアップ、今日は体調が悪く(多分高山病)ワイナピチュ登山は諦め午後の遺跡観光に備えたいとのこと、遥々と此処までやって来て本人が一番悔しいだろうけれどしょうがない、我々が下りて来るまで管理小屋に戻って待機してもらうことに。
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7:55ワイナピチュ根元の最低鞍部(標高2440m)、そこから急傾斜の石段道に変わる。山側に所々ワイヤロープの手摺りが後付けしてあるが、石段そのものは殆どが昔のオリジナル、よくもこんな稜線に道を設けたもの、重機もない時代にインカの土木技術と信仰心はすごい。高度を稼ぐにつれて周辺の雪嶺が見えてくる。Nさんの説明ではビルカバンバ山群の盟主サルカンタイ山(Sal cantay:6271m)とのこと、昨日列車の窓から見えた形の良い山も同山群のベロニカ山(Nevado Veronica:5682m)と教わる。房総の鋸山の一等三角点へ行く石段道と甲乙つけがたい胸突き八丁・心臓破りの急傾斜の石段が続く。しかも、標高が高い分酸素は薄いし、石段の踏み代も狭い箇所が続き、難度はずっと上。標高2500m、標高2565m、Nさんは弛みにさしかかる都度休憩を入れてくれる。下界にウルバンバ川の深い渓谷、遺跡後背にマチュピチュ山(標高3082m)、そしてマチュピチュ山とワイナピチュとの鞍部に設けられた空中都市の全貌が見えてくる。マチュピチュ山への登頂も可能で、ワイナピチュよりは厳しく登り2時間に下り1時間かかる由、マチュピチュ山登山はワイナピチュ登山より人気がなく、入山料は同額だが人数制限は無いとのこと。米国のカリフォルニアからやってきた三世代家族と抜きつ抜かれつ、励ましあいながら相前後して進む。その中に79歳と78歳のご夫婦が居り達者なもの、Nさんが案内した日本人の最高齢は85歳男性とのこと、これは弱音は吐けないぞ。幸いブヨなど毒虫の類はいない。8:40標高2620m、段々畑が現れる。畑の棚面に入って一服、マチュピチュ遺跡を俯瞰する。その先はワイヤロープも付いてない急で狭い石段、四つん這いになって這い登る。神殿らしき石室(標高2650m)に辿り着きほっと一息、直ぐ上に山頂がみえる。
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急階段を登って上の小広場にでると「標高2667.58m」の標識が建ち、其処から裏へ回ってひと登りで、筑波山(女体山)の様な大岩が積み重なる山頂(標高2682m)に出る。時刻はジャスト9:00、遺跡入り口から2時間、登山口管理小屋から1時間20分かかっている。標高だけみれば、富士山の五合目から七合目まで登る感じ、標高差も240m程度だが、傾斜がきつく息が抜けない分、結構厳しい。山頂は狭く大岩に上るのは順番待ち、5人くらいしか一時に上がれない。
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9:20下山開始、帰路は山頂部を巡るコースに入り、胎内くぐりの様な狭い岩穴をくぐり、遺跡全体を俯瞰する展望台に出る。遺跡入り口へ上ってくるシャトルバスのジグザグの林道が見え、その左上に遺跡へ下ってくるインカ道とインティプンク(Intipunku:太陽の門)が認められる。展望台の先で往きの登山道に合流し、急な石段を慎重に下っていく。
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小さな花が咲いている。ワラビそっくりのシダ植物もある。Nさんの話では、年間を通して花は咲き、乾季と雨季に咲く花に分かれる由、熱帯なのでランの花が多いらしい。Nさんは今年4回目のワイナピチュ登山、これ迄少なくとも150回は登っているとのこと、ギネスブックものだねと感心したら、現地ガイドの中には殆ど毎日登っている人も居るとか。10:35全員無事管理小屋に下山、管理小屋起終点だと往復3時間の歩程。朝の登山者名簿の自分の欄に退出時刻を記入してゲートの外に出る。妻とも無事合流、元気を回復し、ゲート付近の聖なる石「ROCA SAGRADA」や石造りの神殿など見学していたとの事、何はともあれワイナピチュ登山は無事終了、昼食をとるため遺跡入り口にあるホテルのレストランへ。(続く)

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ホテル EL MAPI(マチュピチュ村)

2019年6月24日(月) 18:10マチュピチュ駅到着、駅頭でリュックなどの大荷物をポーターに預け、空身でホテルへ。徒歩5分ほど、駅の周りは土産物屋とホテルだらけ、18:30今日と明日連泊するエル・マピ(EL MAPI)ホテル到着。入り口が商店街の中ほどにあり、斜面に建つ階段ホテル、標高は2070mほど。全部で5棟あり我々は4号棟、416号室(4号棟1階6号室)の鍵とホテルのバーで使えるウェルカムドリンク券をもらう。
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19:00~20:30の間夕食、サラダ、鱒のグリル、チーズケーキを食べ、セルフサービスでフリーのコーヒーを飲む。料理の味はいまいち、コーヒーは標高が高く沸点が低いためかやけにぬるい(標高2000mの水の沸点は約94℃)。大食堂が満席の盛況、我々の他にも日本人団体客が居り、しかも若い人が交じっている。20:30部屋に戻り、明日のワイナピチュ登山の準備、雨具(カッパ)、MWとソルティライチ各1本、飴とお菓子少々、薬と必要最小限の物を持つことにし、なるべく荷物を軽くする。何せ久しぶりの山歩き、しかも標高が高い。
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 此のホテルは新しく、部屋はコンパクトながらセミダブルベッド2台、角テーブル2台、椅子1脚、TV(SAMSUNG)、冷蔵庫(ミニバー)、加湿器、セーフティーボックスが備えてある。但し、ティシュボックスやスリッパはない。浴室はシャワー室のみで浴槽無し。シャンプー&コンディショナー2袋、ボディソープ1袋、固形石鹸1個、ドライヤーが付いていて、浴衣もベッドの上に置いてある。まあ三ツ星クラスか、シャワー室内に石鹸等の置台がないので非常に使いにくい。それと、専用の書き物机と椅子がない。リゾートホテルに来ておきながら、書き物などするなという事か。メモの整理ができない私は困ります。シャワーを浴びてさっぱりすると22:20、明日も4時起床、もう寝なければ。(続く)

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クスコ市内観光/リマ→クスコ→マチュピチュ

2019年6月24日(月) 3:55起床、4:10モーニングコール。連日朝が早い。2日分の着替え、パジャマ、山の道具をリュックサックに詰めるとまるで担ぎ屋、2日間SCを使えないのは初めて、マチュピチュへ向かう列車にSCなど大きな荷物は積み込めないとのことで、全くペルーの旅は不便。5:15すっかり軽くなったSCをドアの外へ出す。SCはクスコのリマ・ツアー社支店に2日間預かってもらう由。5:40 昨日同様朝食弁当をもらってカードキーを返却、3日間お世話になったホテル・ブリタニアをチェックアウト。今日は海抜0mのリマから海抜3400mのクスコへ一気に上がる。ペルー旅行は年寄りにはハード、外は小雨、道路が濡れている。まだ真っ暗だが、もう歩いている人が居て、路線バスは満員、ガソリンスタンドも開いており、ペルー人の勤勉な国民性が見て取れる。6:30空港着、月曜日のせいか早朝から大混雑、ラタナ航空カウンターにチェックイン。前日、現地ガイドSさんにESTAの写メをリマ・ツアー社へ送ってもらい、事前チェックインを済ませていたため、搭乗券や荷札はすでに発券されている。それを受け取り、パスポート、JALマイレージカードと一緒にカウンターに提示、SCを預け、新たにしっかりした紙質の搭乗券をもらう。此の3日間お世話になったS氏とは其処でお別れ、搭乗開始までまだ間があるので、土産物店でナスカ地上絵のキーホルダーを購入し、ビクーニャ製品の専門店を覗いたりする。セーターが1枚2万円ほど。
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7:50搭乗、LA2023便クスコ行き、機種はエアバスA320-200、3-3席並び、通路を挟む7C/J席に座る。すべてエコノミー席で8、9割の搭乗率。早速もらった朝食の弁当を開く。この飛行機、機内食や飲み物は全て有料、例えば、シーバス・リーガル12年(50ml)875円、国産缶ビール(355ml)315円、コカコーラ(300ml)210円、インカコーラ(300ml)210円、チチャ・モラーダ(300ml)210円、紙パックのジュース(235ml)175円、ミネラルウオーター(600ml)175円、ハム・サンド420円、チーズ・サンド560円、カツレツ・サンド630円、マフィン350円、コーヒー(チョコレート付き)210円など。8:25離陸、アンデスの山並み、雪嶺を眺めながら飛んでいく。窓側でないのが残念だが、まさに「コンドルは飛んでいく」の世界。機内圧は高度3000m相当、もうクスコの海抜に合わせてある。9:20クスコ空港安着、さすが富士山の本八合目並み、空気が薄く何となく息苦しい。
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9:50現地ガイドのNさんに迎えられ、座席数37の中型バスに乗り込む。1人完全2座席、荷物が大きいので助かる。リマとは一変し外はカンカン照り、日差しが強い。外気温は20度前後か、寒くはない。Nさんは30歳前後の女性、日系人ではなく完全なペルー人であるが、11年間日本の姫路市に住み、東日本大震災の前日帰国したとのことで日本語は上手。今日6月24日は南米三大祭りの一つ(あとの2つは、ブラジル・リオのカルナバルと、ボリビア・オルーロのカルナバル)クスコのインティ・ライミー(Inti Rayme)祭りの当日でペルーは休日、クスコは国内外の大勢の観光客で賑わう。一年に一度、今日しか開催されない祭りの日に当るとは我々は実に幸運。10:15バスを降りて観光開始、Nさんに先導され、ゆっくりゆっくり歩いて、先ずはアトゥン・ルミヨク通りにある「12角の石」へ。
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インカの石組は精巧を極めるが、何故わざわざ12角もある石を組み込んだのか、まあこの方が単なる四角石の組み合わせより石垣の強度が上がるのは間違いない。次にクスコの中心アルマス広場に面したレストランLa Retamaに入って中食(11:15~12:15)、広場側の窓はインティ・ライミの絶好の観覧席、全員がレストランの客かどうか怪しいが窓辺に鈴なりで、我々は隙間から覗くのがやっと。
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店内の実況中継されているTV画面を眺めながら、コーンクリームスープ、ミニステーキ、カットフルーツをいただき、自分はチェリモヤジュース(7$)を、家内は高地対策のコカ茶(4$)を飲む。チェリモヤジュースは青臭いバナナジュースといった感じだが、世界三大美果(他はマンゴーとマンゴスチン)というだけあって美味しい。コカ茶は枯草様の香味で単なるハーブティーといった感じ、4ドルも出して飲むなら高山病に罹った方がマシかも。昼食後、アルマス広場に下りる。祭りは正午に終わり人波が引いて、大分空いてくる。広場の中心にインカ皇帝パチャクティ(在位1438-1471)の黄金像を戴く大噴水があるが、祭り期間の今は噴水部分は張りぼての目隠し用石組で覆われている。広場を取り囲む建物は、北にカテドラル(1650年完成)、東にラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会、南は両替所やホテルやレストラン、西は昼食を食べたLa Retamaをはじめとするレストラン街。張りぼての石組の階段に、今年のミス・クスコらしきエキゾチックな美人が昇り、観客に愛嬌を振りまく。ペルーにも美人はいる。
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広場には、土産物(ショール、アルパカ人形、コカ飴、自撮り棒、水彩画、飲み物、ハムサンドなど)を売るインディオの女性や男性が多い。断っても断っても2、3分経つと又寄ってくる。警察官も巡回していてピーピー、ピーピー警笛を鳴らすのでうるさくてしょうがない。明後日、此処には再度ゆっくり来る予定なので、今日は30分ほどでアルマス広場を後にし、ソル通りを南東へ下っていく。途中、インカ時代のコリカンチャ(太陽の神殿)跡に建つサント・ドミンゴ教会の外観見学。
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一番下の肌色の石組はプレインカ時代、その上の黒い玄武岩の石組はインカ時代、どちらも精巧に組み上げられているが、その上に建つスペイン時代のサント・ドミンゴ教会の壁の石組は隙間をセメントで埋めた粗さが認められる。前の芝生広場(サグラド庭園)が今日のインティ・ライミ祭りの第一次会場だったらしいが、今は人波が引いて閑散。さらにソル通りを下り、公園(Orellana Pumaqchupan Park)を過ぎて漸くバス停に到着、時刻は13:35、観光バスは旧市街に入れないとのことで30分以上歩かされる。直ぐに我々のツアーバスがやってくる。4時間以上クスコに滞在したので高度順化はばっちりか、これから先は標高2000mのマチュピチュ村へ下っていくので体が楽になるであろう。いきなり峠越え、凹凸の激しい道をぐんぐん上がる。結局、海抜3650mの峠へ上がってから下り始める。アンデスの雪嶺が見える雄大な山岳道路だが、スピードを出し過ぎないよう路面に頻繁にハンプ(道路の一部を隆起させた構造物)が設置されている。くねくね、ガタガタのひどい道をしのぎにしのぎ、やっと集落に下りつくと、そこからはアマゾン川の源流というウルバンバ川の右岸に沿って走る。空気が濃くなったことがわかる。15:20オリャンタイタンボ村(海抜2790m)に入ると間もなく鉄道駅到着。
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早速、駅舎のトイレを拝借、さすがはマチュピチュ遺跡の玄関口、清掃が行き届き清潔で個数も多い。16:20乗車、D号車の13/14席に座る。人工皮革のシートで先ほどのバスに比べると天国、網棚はなくリュック等荷物はシートとシートの隙間に収める。16:35発車、結構揺れる。スピードは時速30~40㎞程度か、のろい。沿線にトウモロコシ畑とジャガイモ畑が広がる。17:00コーヒーとシリアルクッキーのワゴンサービスが来る。やがて進行方向右手に美しい形の雪嶺が現れる。ネバト・ベロニカ山(Nevado Veronica:標高5682m)とのこと、18:10マチュピチュ駅(標高2060m)到着。(続く)

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ナスカ地上絵遊覧飛行

2019年6月23日(日) 3:00起床。昨夜は土曜日、22時過ぎまでこのホテル2階でディスコのダンス音楽がかかり、その後も車の警笛、話し声、バイクのマフラー音などうるさくて良く眠れない。MWを沸かしてコーヒーを飲み目を覚ます。3:30ぴったりにモーニングコール、ペルー人は真面目。4:15ロビーに下りると、コーヒーと紅茶のセルフサービスがあり、各自朝食の弁当包みを受け取る。4:30バスに乗り、ナスカ地上絵遊覧飛行機が出るイカ(Ica)へ出発、リマからイカまで300㎞、4時間半かかる。長距離故、運転手はクラウディアさんとホルケさんの2人体制、バスは一番後ろにお手洗いが付いているが、小のみの利用に限られる。早朝なのにもう結構車が走っている。夜明け前のリマ市内を走り抜け、5:00高速に乗る。6:00途中にある土産物店のトイレを拝借し20分間休憩、まだ真っ暗。店を開けてくれるよう事前に連絡したらしく、我々が到着すると店主がシャッターの鍵を開けに来る。よほど治安が悪そうな感じ。バス車内でホテルでもらった朝食を食べる。サンドイッチ、モンキーバナナ2本、シリアルバー1本、マンゴージュース1本。遊覧飛行は揺れが激しく酔い易いとのこと、今はあまり食べない方が良いかも。
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車内でナスカ地上絵のビデオが2本上映される。NHKの探検ロマン世界遺産「ナスカ地上絵」と、もう1本はそのものズバリの「ナスカ」。バスは荒涼たる砂漠地帯を行く。年間の降水量は僅か1㎜、雨は降らない。リマ市内は緑の花壇や芝生があったけれど、スプリンクラーによる散水で維持している由。灰褐色の大地に箱型の建物が建つ。ひょろ長い白い屋根の建物は養鶏場、ペルー人が一番食べる肉は鶏肉とのこと、昔はアルパカやクイ(天竺ネズミ)を食べていたけれど。海岸近くを走るようになり雨が落ちてくる。トウモロコシ畑やキヌア畑?がある。良い天気ではない、どんより、霧雨。6月~8月の冬期は霧が発生することが多く、遊覧飛行機が飛べる条件になるまで数時間待たされることもある由、現地ガイドのSさんも心配そうである。所々道路工事中、砂漠も良く見るとゴミだらけ、時々町を通過、せいぜいが2階建て、箱型平屋が密集しスラム街の様相。相変わらずの霧雨、こんな天気で飛ぶのか、間もなく到着しそうだが・・。Sさんの話、『TVの映像で見る地上絵は、最適条件でプロのカメラマンが撮影したもの、しかも地上高70~100mの低空を飛んで何回も撮影したものを編集し仕上げてある。我々はそれよりもずっと高い250mの上空を飛ぶので、地上絵は小さくしか見えない。しかも一発勝負。また、地上絵以外に色々な線が錯綜している、トラックやバイクのタイヤ跡、古い道路など。最初のクジラが見えると、他の地上絵も見えるはず。ハチドリが一番綺麗に見える。パイロットへのチップは操縦士と副操縦士宛に1ドルづつで1人計2ドル、心付けであるが半ば強制となっている』。期待が大き過ぎるのを冷ますように、あらかじめ予防線を張る様子、今の時期、飛べばめっけもの、中には何時間も待たされた挙句、飛行中止になるツアーもあるらしい。
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9:00ジャスト、イカの郊外にあるMovil Air社の飛行場着。先ずチェックインカウンターで各自体重測定、これは想定外、私は手荷物込みで70㎏、女性はみな尻込みする。座席の位置を決めるため、左右のバランスをとるためらしいが、此処へ観光に来る人は事前のダイエットが欠かせない。案の定、今日は天気が良くないので直ぐには飛ばず、ロビーの椅子に座って待機、仕方がないので「サンダカンの墓」読み始める。11:05やっと搭乗待合室に入る。パスポートチェックと手荷物検査があり、ベルトも時計も外し門型金属探知機をくぐる。11:45やっと搭乗開始、乗り込む前に副操縦士が機体と一緒の写真を撮ってくれたりとサービスが良い。添乗員のA氏と現地ガイドのS氏は乗らず、メンバー12名だけが1台のセスナ機に乗りこむ。指定された座席は前から3列目のNo.5とNo.6、どの夫婦も通路を挟んで隣同士、乗り込むときに握手をし、手のひら内に隠したチップをさり気なく渡すが、米ドルの小額紙幣がない我々は現地通貨の10ソル紙幣を2枚渡す。ひとり約3.2ドルの太っ腹。
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11:55離陸、下界は雲が多く、遥かに黄褐色の荒涼たる大地が広がる。一部区画された緑色の耕作地もある。ナスカまでの140㎞を25分ほどで飛んで、機長の片言の日本語案内「クジラ!、クジラ!、下!、下!、見えた?、右側!、左側!」に懸命に地上絵を探す。シャッターチャンスは5秒間ほど、もう片方の窓の人にも見えるように機は旋回する。揺れは左程でもないが、ジェットコースターに乗っているような、空中に投げ出されるような感じで、直ぐに平衡感覚がおかしくなる。玄界灘の渡海と良い勝負、多かれ少なかれ気持ちが悪くなる。たいていの人が搭乗30分前に酔い止めを飲んでいたようだが、それでも駄目で嘔吐している人がいる。それを見ると、こちらまで気持ちが悪くなる始末、やれやれ。
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飛ぶ順序は決まっているようで、クジラ→三角形→宇宙人→サル→イヌ→ハチドリ→コンドル→クモ→フラミンゴ→オウム→トカゲ→木→2つの手まで20分ほど、最後の木と手はパンアメリカン・ハイウエイの近くにあり、それを眺めるために造られた高さ20mの観察やぐらミラドールが建っている。12:40ようやく帰途に就き、13:03無事帰着、慌ててトイレに駆け込む人も。13:10バスに戻り、昼食をとるためイカ市内へ。イカの人口は28万人、街中をオート三輪や軽自動車のタクシーが数多く走る。ホテルのレストランで昼食(13:25~14:15)、遊覧飛行の直後で、胃腸がひっくり返ってしまい、もはや食欲はない。
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それでも、カウサ(卵料理)、シーフードライス(具にイカ、エビ、貝)、チョコレートプリンを食べ、フリードリンクのパッションフルーツドリンク(グランディージャ?)を飲む。14:15バスに戻り、長躯再びリマへ帰る。早起きの疲れからうとうと。往きに立ち寄った土産物店で帰りもトイレ休憩(16:55~17:30)、何にも買うものはない。18:15高速出口、漸くリマ市内に戻る。19:15ホテル帰着、長い一日が終わる。ホテルのレストランで夕食(19:30~20:30)、ビーフスープ、チキンのグリル、ケーキの3皿を食べ、地ビールPILSEN CALLAOの小瓶を飲む。現地ガイドのSさんは、風味がキリンの一番搾りに似ていて一番のお薦めと言っていたが、そうでもない。部屋に戻って、明日から2日分の荷物の準備、またMWが3本もあるので、沸かして味噌汁や日本茶を飲む、大忙し。風呂から上がると22:05、もう一仕事、SIERRA ANDINA HUARACINA PALE ALEの試飲を行う。(続く)

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スーパーマーケット VIVANDA

2019年6月22日(土) 15:05ホテルに帰着。夕食の18:30迄3時間以上あるので、添乗員のAさんの案内で近くのスーパーマーケットVIVANDAの見学に行く。徒歩10分ほど、小銭を確保するために、ペルービールの小瓶2本、チョコレート1個、洋ナシ1個、グランディージャ(パッションフルーツの仲間)3個を購入し20ドル札を崩す。やれやれ面倒、枕銭作りに四苦八苦。ペルーには米ドルの1ドル紙幣を20~30枚持ってくるのが正解、旅のしおりの注意事項に記載してくれれば良いのに。主に果物コーナーと野菜コーナーを見学、コスタ(海岸砂漠地域)、シエラ(山岳地域)、セルバ(熱帯雨林地域)と全く気候が異なる三つの地域を持つペルーは、果物や野菜が何でも穫れる。
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果物コーナーには、アボガド(315円/kg)、ウチワサボテンの実(Tuna Roja:245円/kg)、黄桃(444円/kg)、グランディージャ(Granadilla:133円/4個)、ココナ(Cocona:210円/kg)、ココナッツ(椰子の実:175円/kg)、スイカ(87円/kg)、スターフルーツ、チェリモヤ(Chirimoya:245円/kg)、パイナップル、バナナ(157円/kg)、パパイア、赤ブドウ(Uva Red Globe:245円/kg)、マメイ(Mamey:350円/kg)、マルメロ(Membrillo:280円/kg)、メロン(66円/kg)、洋ナシ(276円/kg)、リンゴ(Fuji:227円/kg)などが並ぶ。見たことも食べたこともない果物があり、ぺルーはまさにフルーツ天国。
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野菜コーナーには、アーティチョーク(和名はチョウセンアザミ)、インゲン、カボチャ、キュウリ、コリアンダー(香菜)、サツマイモ(Camote Amarillo:67円/kg)、ジャガイモ(Papa Yungay:115円/kg)、生姜(Kion:206円/kg)、スナップエンドウ、赤タマネギ(167円/kg)、白タマネギ(137円/kg)、トウモロコシ(Choclo:87~136円/kg)、トマト(136円/kg)、ナス、ニンニク(276円/kg)、ネギ、パプリカ、ヒラタケ(192円/200g)、ブロッコリー、マッシュルーム(196~220円/200g)、紫トウモロコシ(Maiz Morado:206円/kg)などが並ぶ。3000種類以上あると云うジャガイモは多士済々、アンデスレッドやインカの目覚めなど以前家庭菜園で作っていた馴染みのものも見受けられる。
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16:35ホテルに戻る。MWを沸かして日本茶を飲みながらメモの整理、そして1個21円也で買ってきたグランディージャの試食。パッションフルーツの仲間で和名はクダモノトケイソウ、アケビのように種ごと中身をスプーンですくって食べるが、パッションフルーツと違って酸味はなく、甘くて美味しい。18:30から19:45の間、ホテルのレストランで夕食。厚焼き玉子のような卵料理、ナポリタン、ケーキの3皿、味は今一。部屋に戻って風呂から上がると21:15、明日は3時半起きの4時半出発、早く寝ないといけないが、もう一仕事、スーパーで買ってきた瓶ビールSIERRA ANDINA INTI GOLDEN ALEの試飲がある。(続く)

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世界遺産「リマ歴史地区」

2019年6月22日(土) 12:00 リマ旧市街のセントロ地区観光に出発、バスは座席指定、一番前(2列目)のみ2人掛けで後は1人2席づつで楽々。新市街から旧市街へ通じるアレキーパ通り(Av.Arequipa)を行く。現地ガイドS氏の車内での説明、『ペルーの人口は3400万人、リマの人口はその4分の1、800万人。リマ旧市街は16~19世紀の建物が並び、1991年に世界文化遺産に登録された。車は90年代の日本中古車に代わり、近年価格の安い韓国車(KIA、現代)が増えている。ペルーにコンビニなし。お土産好適品は、アルパカ製品、銀製品、塩、コーヒー、カカオ製品など』。12:30セントロの中心、アルマス広場の近くでバスを降り、サンタ・ロサ通り(Pasaje Santa Rosa)にある鶏料理店パルド・チキン(Pardos Chicken)で中食(12:40~13:40)。
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飲み物としてピスコ・サワー(Pisco Sour)とチチャ・モラーダ(Chicha morada)が付く。前者はブドウの蒸留酒ピスコに卵白とレモンを加えてシェイクした飲み物でアルコール分14%、さっぱりしている。後者は紫トウモロコシをシナモンとグローブで煮て濾したものに、レモンを加えた飲み物、ポリフェノールがたっぷり含まれるというが、麦汁味で甘ったるく沢山は飲めない。炭火焼きの鶏肉は皮がぱりぱり、肉はジューシで美味しいけれど、朝食が遅かったし、しかもたっぷり食べてしまった後なので、なかなか箸が進まない。デザートは珍しい果物ルクマ(Lucuma)のアイスクリーム。食後、先ほどから賑やかな音楽と声援が聞こえて来るアルマス広場へ。
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アルマス広場に面する市庁舎の左手、サンタ・ロサ通り入り口にはパブリック・ビューイング用の大型映像装置が設置され、14:00試合開始のサッカー南米選手権(コパ・アメリカ2019ブラジル大会)、ペルーVSブラジル戦に向けサッカーファンが大盛り上がり中、ペルーで一番人気があるスポーツがサッカーとのこと、無理もない(この日の予選は0-5で惨敗したが、ペルーは決勝に進出し再びブラジルと対戦、1-3で惜敗)。広場は騒然としていてじっくり見学する雰囲気ではなかったが、中央にある噴水の所からアルマス広場を取り囲む、西側の市庁舎、東側のカテドラル(リマ大聖堂、1555年建立)と大司教宮殿、北側の政府宮殿(大統領府)を眺める。
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南側に建つレストランやカフェが入る建物も市庁舎等に合わせたバルコニー付きのファサード、壁の色は芥子色に統一されている。大統領府には日系2世の第91代フジモリ大統領(在位1990-2010年)が11年間暮らしたとのこと、今は昔の物語。フランシスコ・ピサロの遺体とされるミイラが安置されているカテドラルにも入場せず、20分ほどでアルマス広場の見学は終了、帰路はS氏に導かれて、Jiron Conde de Superunda通りを歩く。
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途中、旧中央郵便局で現在はペルーの食文化に関する博物館(La Casa de la Gastronomia Peruana)とペルー郵便博物館(Museo Pstal Filatelico del Peru)の建物のライオンの口に手を差し入れ、サント・ドミンゴ教会(1549年建立)にちょこっと入場、14:10バスに戻る。バスはミラフローレス地区に戻り、何と今朝我々が散歩した恋人達の公園に。どんよりした曇り空で蒸し暑く、朝より雲霧が濃くなり展望が悪い。
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此の辺りのマンションの家賃は月1,500ドル(16万5千円)と高く、最低賃金930ソル/月(3万円)で暮らす庶民には高嶺の花。街角にデポしてある、最近人気の電気スクーターは1分20円とのこと。明朝の出発が早いとのことで、15:05余裕を持ってホテル帰着。(続く)

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ミラフローレス地区散歩(リマ市)

2019年6月22日(土) 7:45起床。4時間半しか眠っていない。部屋が寒いのでエアコンの暖房を入れる。夜中に足が吊り、左足のふくらはぎが痛む。やれやれ。ドルの小額紙幣が1ドル札1枚しかないため今日の枕銭はそれだけ。さっそくMWを沸かして日本茶を飲む。ひげをそり日焼け止めを塗って目薬も差す。地階レストランで朝食(8:45~9:25)、ハム、ソーセージ、チーズ、炒飯、ショートリブ、生野菜(キュウリ、トマト)、フルーツ(スイカ、ブドウ、ミカン、メロン)を食べ、パイナップルジュースとコーヒーを飲む。畜肉製品の味は今一、果物は甘みが足りず、ジュースもコーヒーも美味しくない。部屋に戻って一服、TVはNHKワールドが832チャンネルで入る。12時のロビー集合まで時間があるし、此の辺りは治安も悪くないと云うので、ホテル周辺の散歩に出る。フロントで周辺地図をもらい、南の海岸公園を目指す。歩道は段差が多く、バリアフリーどころじゃない。また、横断歩道が殆どなく、手を挙げて渡ろうにも車はピーピービービー警笛を鳴らして威嚇してくる。非常にせっかちな運転、危なくてしょうがない。聞けばペルーは人より車優先とのこと、手を挙げても無駄な訳である。それでもめげずに住宅地やホテル街をじゃらんじゃらん、ホセ・パルド通り(AV JOSE PARDO)を渡り、MALECON BALTA通りに出て南に下り、恋人達の公園(Parque del Amor)に到達。
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公園の真ん中に恋人が抱き合ってキスをしている、巨大且つ大胆なモニュメントが置かれている。此の公園は1993年の2月14日、バレンタインデーに建設されたそうな、タイル張りの曲線的な擁壁やベンチはバルセロナのグエル公園を模倣している。公園の先端展望台から太平洋とミラフローレスの海岸線とを眺める。長く突き出た桟橋?の先端に建つ青い建物は、有名レストランのロサ・ナウティカ(La Rosa Nautica)、海鮮料理が名物らしいが、むろん我々とは縁がない。
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かつての自殺の名所だったと云う橋、今はアクリル製の背の高い防護板が施されているMellizo Villena Reyを写真に収めてから、往路と同じ道をほぼ忠実に引き返し、11:30ホテルに戻る。(続く)

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HOTEL BRITANIA MIRAFLORES(リマ市)

2019年6月22日(土) 日付が変わって午前様の1:35、漸くホテル・ブリタニア・ミラフローレス到着。新市街のミラフローレス地区は、リマ市内のホテルの80%が集中し、高級住宅地が建ち並び、治安も比較的良いとのこと。6階建ての中型ホテルで地区中心の中央公園にも近い。2:00 524号室に入る。部屋はコンパクト、狭い!。照明は天井に一灯のみ、暗い!。前回がブルネイの七ツ星ホテル、エンパイアホテルだっただけに落差が大き過ぎる。ここに3連泊はあまり嬉しくないぞ。
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シングルベッドが2台、書き物机と椅子、ソファ1脚、TV(メーカー不明)、冷蔵庫(ミニバー)、セーフティーボックスと独立型エアコンが備えてあり、浴室に浴槽もあるが洗面台が狭い。シャンプーとコンディショナーとドライヤーは置いてある。電気ポットはないし、ティッシュボックスもなければ、ゴミ箱も浴室に1個しかないので不便。三ツ星にも届かない感じ、やれやれ。しかも、浴槽の排水栓が閉まらず湯が貯められない。順番にシャワーを浴びると午前三時、もう寝なければ。今日から冬に入ったとのこと(6月21日が冬至)で、薄い布団がベッドに掛かっているけれど部屋は結構寒い。安普請で壁が薄く、内外の音が良く響く。(続く) 

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ペルー8日間/成田→ロサンゼルス→リマ

2019年6月21日(金) 11:10のバスに乗り南柏駅へ。今日から妻と初の南米旅行、行先はペルー、JTB主催の「マチュピチュ村に2連泊!、ペルー8日間(ワイナピチュ登山プラン)」の旅に参加するため成田空港へ。我孫子、成田乗り換えで、12:45成田空港第一ターミナルビル到着。ネット情報によると、ペルーでは昨年からギラン・バレー症候群(GBS:筋力低下や手足の麻痺などを引き起こす原因不明の難病)が流行P6210005 し、6月12日には同国政府が健康上の非常事態を宣言したらしく、今回の旅行は初手から暗雲たれこめる。QLライナーでスーツケース(SC)を受け取り、椅子に座って腹ごしらえ、サンドイッチを食べFIREを飲む。団体受付のKカウンターで添乗員のAさん(50歳前後の男性)と顔合わせ、 受付を済ませ、ANAカウンターへ行ってSCを預け、前日WEBチェックインしておいたロサンゼルスまでの搭乗券と、ロサンゼルス~リマ間の搭乗券の2枚を受け取る。後者はもう席が決まっており、変更は不可。14:00搭乗口52で待機、16:05出発予定が成田空港の天候不良(発雷)のため更に長く待たされる。16:30漸く搭乗、NH176便ロサンゼルス行きの機種はB777-300、2-4-2席並び、40A/C席に座る。総座席数514席の大型機がほぼ満席。窓の外を見ると、離陸待ちの飛行機がずらりと並び大渋滞、17:45漸く離陸、1時間40分遅れ、ロサンゼルスまで8760㎞、9時間20分の空の旅始まる。エコノミークラスながら座席はゆったりしている。先月のロイヤル・ブルネイ航空とは大違い、山崎朋子著「サンダカン八番娼館」を読む。18:30飲みP6210006 物サービス、キリン一番搾りをもらう。19:10夕食サービス、福井県ソースカツカレーを食べる。デザートはハーゲンダッツのバニラアイス、やはり日本の航空会社は良い。21:00-22:50、映画「スノー・ロワイヤル」(原題:Cold Pursuit、2019年6月公開、米国)を観る。日付が変わって0:45夜食、フルー ツと日本茶をもらう。2:55さだまさしの「風に立つライオン」を聴きながらロサンゼルス空港に着陸、現地21日10:55、乗り継ぎ時間が少なくなり果たして間に合うかハラハラドキドキ。入国審査場は、この時間帯中国からの到着便が多いとのことで大混雑、特に自動審査機にパスポートを読み取らせ、右手の親指を除く4本の指の指紋及び顔写真を撮影し、顔写真付き証明書を発行する箇所は時間がかかる。日本語のガイダンスがあるが、字が細かくて老眼ではよく見えない。その先の係官が居る入国審査窓口は超長蛇の列、ANAの係員が赤紙(Express Connection)を渡してくれ、空いている窓口へ誘導してもらう。やっと米国入国を果たし、SCを受け取り、ラタム航空の荷物預かり所へ預けなおす。米国乗り継ぎは面倒、その後強力なX線検査がSCを待ち受ける P6220018 とのことで、怪しい中身のものは中を開けられる由、鍵は外しておくよう薦められる。TSAロック鍵も壊されることがあるらしい。12:30リマ行きLA2477便に搭乗、機種はB767-300、座席は2-3-2席並び、32A/C席に座る。総座席数252席がやはり満席。13:40離陸、ペルー時間に合わせ腕時計を2時間進める(→15:40)。16:40ランチサービス(日本:22日6:40am)、スモークサーモン弁当を食べ、クスコのビールQusquena Dorada Goldenを飲む。酔って候、疲れも出てうとうと。18:50アカプルコ上空、あと5時間、あと4000㎞。エアコンが効きすぎ毛布を被っても尚寒い。「サンダカン八番娼館」を読み進める。22:15ディナーサービス、ショートリブ弁当とコーラをもらう。23:50(日本:22日13:50)リマのホルヘ・チャベス国際空港安着、自宅を出てから27時間、フー。そこでも入国審査は長蛇の列、何とかクリアしてSCを受け取り、0:50迎えのバスに乗り込む。現地ガイドは沖縄出身のSさん、30歳前後の男性で日系4世、小学校の一年生から3年間日本で暮らしていたとのことで、日本語ペラペラ。ペルーには日系人が10万人もいるそうな。バP6220021 スは座席数24の中型だが、ツアーメンバーは12名なのでほぼ一人で2席使える。車内に入るとリマ・ツアー社からのプレゼントとてアルミ製水筒が1本づつ配られる。マチュピチュ遺跡へのペットボトル持ち込み禁止の場合、使用されたしとのこと。Sさんのオリエンテーション、『飲用水:水道水は飲まないこと、ミネラルウオーターにはガス入り(Con gas)とガスなし(Sin gas)がある。トイレ:使用済みの紙は便器に流さず、必ず傍のゴミ箱に捨てること。さもないと配管が直ぐ詰まる。言語:第一言語はスペイン語、第二言語はケチュア語、天気:リマでは雨具不要、降っても霧雨程度。通貨:ソル(S/.)、両替不要、米ドルが使える。但しお釣りはソルで帰ってくる。1ソル35円、1ドル3.1~3.2ソル。チップ:枕銭は1人1部屋1ドル、空港やホテルのポーターはリマツアー社で支払い済み。治安:安全?な日本とは全然違う。パスポートを紛失すると、ナスカの地上絵遊覧飛行機、オリャンタイタンボからマチュピチュ村へ行く列車に乗れないし、マチュピチュ遺跡にも入れない』。注意事項を聴くうちに、ミラフローレス地区にあるホテル・ブリタニアに到着、時刻は1:35am。(続く)

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TEQUILA”REVOLUCION”

revolucion01 テキーラの原料となる多肉植物のマゲイ(アガベ:竜舌蘭)は、樹液に多量の糖分を含む。これを醗酵させて、蒸留したものがテキーラである。糖分が多く良質な原料からは、100%アガベの高級テキーラが製造できるが、糖分が不足している場合はサトウキビの搾汁液などを混ぜる。但し、テキーラと名乗るためには、アガベ51%以上であることが必要である。写真はメキシコ・シティのベニート・ファレス国際空港免税店で購入したもの、「100% DE AGAVE」の文字が読みとれる。アルコール分35%、700ミリリットル入り壜で29USドルである。

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